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【ペナン(マレーシア)2019年3月12日PRNewswire=共同通信JBN】中国を拠点とする技術主導の太陽光発電(PV)メーカーである晋能清潔能源科技有限公司(Jinneng Clean Energy Technology Ltd.、Jinergy)ゼネラルマネージャーの楊立友博士は12日、PV業界で影響力のあるメディアのPV Techが主催したPV CellTech 2019で講演するよう招かれた。
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楊立友博士は「Mass Production Technology of Heterojunction Solar Modules(ヘテロ接合ソーラーモジュール量産技術)」と題する講演で、ムーアの法則に従って太陽光発電(PV)のコストは大きく下落し、それに伴い市場規模が拡大すると語った。すべての超高効率テクノロジーの中で、処理が少なく簡単で、LID/PID(初期劣化・電圧誘発出力劣化)がなく、低温度係数などの顕著な利点を持つヘテロ接合(HJT)は、次世代主流のテクノロジーになる最も大きな可能性を秘めている。JinergyのHJT両面モジュールの有効エネルギー収量は、通常のポリモジュールのそれより約44%高い。
楊立友博士によると、現在までにJinergyのHJTセルの平均的量産効率は23.79%、新しい試験的セルの効率は24.73%に達している。JNHM72チャンピオンモジュールは、452.5ワット(W)の出力を実現している。同じ施設場所にあるJinergyの発電試験場のデータによると、そのHJTモジュールの発電容量は、追跡システム通常モジュールとの比較で50%-70%高い。
Jinergyは、中国でHJTモジュールを商品化した初のPVメーカーの1社である。JinergyのHJTモジュールは、世界で初めて新しいIEC認証を受けており、DEWAおよびJPACに登録されている
楊立友博士は「エネルギーの再編と固定価格買取制度(FiT)縮小に直面して、両面超高効率HJTテクノロジーは、PV発電所への投資を評価するため広く採用されるLCOE(均等化発電原価)を削減する理想的なソリューションである。Bloomberg New Energy Finance (BNEF)のティア1のソーラーモジュールメーカーのリストに新たに付け加えられたJinergyは、最先端テクノロジーに対する研究・開発(R&D)への投資を継続、最も先端的かつ信頼できる製品で世界の再生可能エネルギー市場に貢献する」と語った。
▽Jinergyについて
中国の国有エネルギーグループの1つ晋能グループ(Jinneng Group)のグリーンエネルギー部門であるJinergyは、技術反復戦略に従い、3世代の先端技術つまり多結晶、PERC単結晶、HJTを開発した。
2018年末でJinergyは多結晶、PERC単結晶、HJTモジュール合計で2ギガワット(GW)の生産力を有する。Jinergyは2017年に高効率のHJT製品を商品化しており、3年以内にギガワット規模に生産力を拡大する。
ソース:Jinneng Clean Energy Technology Ltd.
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