1AsiaNet 78873(0916)
【トリノ(イタリア)2019年5月22日PR Newswire=共同通信JBN】AMAC AerospaceとPininfarinaはEBACE(European Business Aviation Convention & Exhibition)で、機内体験の刷新を狙いとしたエアバスA350-900向けの革新的キャビン・コンセプトを発表した。これは船舶内装から建築内装デザインまで多岐にわたるPininfarinaのデザイン専門技術・知識に着想を得たもので、快適で楽しく、ジェット機に乗っていることを忘れさせる空間を創出することを目指している。多機能な空間は旅行者の要望を心に描いたもので、リラックス、仕事、食事、楽しい会話、ミーティングの開催などあらゆるニーズを満たすことができる。
Photo - (リンク »)
Photo - (リンク »)
Logo - (リンク »)
このコンセプトは、異なる環境を活気づける流線型のバンドで形作られたユニークなオープンスペースによって、キャビンラウンジに表現されている。出迎え用のエリアにはゲストを迎えるウェット・バーが備えられている。バンドに沿って進み、旅行者は親密な雰囲気を特徴とするコクーンを意識したくつろぎのエリアを目にする。身を預けられるソファが幾つか、景色を投影したり楽しんだりすることができる巨大なスクリーンに面している。ラウンジは、食事と会合の両方のために設計されたダイニングエリアと、個人的なくつろぎの瞬間のためにだけ設けられた、長椅子のグリーン・スペースにより完全なものとなる。
パオロ・ピニンファリーナ会長は「居住スペースに対する当社の360度ビジョンは、建築から船舶、航空に至るさまざまな部門の当社の専門技術・知識のおかげで、旅行者が機内で過ごす時間を居間やオフィスにいるかのように楽しめるようにする革新的コンセプトを考え出すことができた。最も技術力のある完成センターの1つであるAMAC Aerospaceとのパートナーシップは、この革新的コンセプトを現実に変える保証を与える」と述べた。
AMAC Aerospaceのワリード・K・ムヒッディン事業開発・マーケティング担当ディレクターは「Pininfarinaによって現在われわれが目にするのは、誰でも手が届き、そこで仕事をし、くつろぎ、利用できる場所という形で現れた、人間の巧妙なアイデアを活用した全く新しい種類のキャビンである。このコンセプトに注がれた取り組みは、調和の取れた社交スペース、新しいテクノロジー、エキゾチックな素材を考慮に入れ、未来の基準を設定する。エアバスは素晴らしい新たなワイドボディのプラットフォームを創り出しており、この民間航空市場でどれほどの注目を集めるかを見ることに胸を躍らせている」と語った。
Pininfarinaは、80年代以来、航空部門において世界有数のデザイン企業としての地位を築き、プライベートジェットおよび商用航空機のインテリアデザインを手掛け、長年にわたり、Agusta Westland、Alenia Aerospace Airbus、Bell Helicopters、ボーイング、Leonardo Iacobucci、Piaggio Aero Industriesのような顧客との重要なパートナーシップを構築している。そのBespoke Division(特注部門)により、Pininfarinaはカスタムデザインの住宅建築・インテリア、ワンオフカー、ヨット、航空機を提供している。
ソース:Pininfarina
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。