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【ロンドン2019年6月12日PR Newswire=共同通信JBN】英商事裁判所は11日、リビア投資庁(Libyan Investment Authority)のJPモルガンに対する2億米ドルの贈収賄訴訟の被告である実業家、ワリド・ギアミ氏を相手取ったLIAの訴えを棄却した。
ブライアン判事はLIAの訴えを棄却すべきだとのギアミ氏の申し立てを認め、「ギアミ氏を相手取ったLIAの訴訟には勝訴の現実的な展望がない」と語った。
ギアミ氏はこの決定を歓迎し、「この訴訟は決して開始されるべきではなかった。リビアは電気、セキュリティー、学校、医薬品を必要としており、訴訟に浪費される資金は必要ない」と述べた。
リビア政府は4月、LIAが世界の銀行や機関に対する訴訟、およびLIAの支配をめぐるさまざまな請求者間の内紛に関する訴訟の費用に5億ユーロ以上を支出してきたことを明らかにした。
ソース:Stylus Media
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