アジア・アントレプレナーシップ・アワード(以下:AEA)運営委員会は、柏の葉エリア(千葉県柏市)にてイノベーションアワード「AEA2019」を2019年10月30日(水)~11月1日(金)に開催することを決定いたしました。これに先駆けて、AEAの概要説明、およびアジアベンチャー最新動向と協業・連携ノウハウを紹介する「プレイベント」を2019年7月30日(火)に東京ミッドタウン日比谷BaseQにて行います。
「AEA2019」を通して、アジアの起業家や最新技術を柏の葉エリアに集結させ、起業家・大手民間企業・起業支援者まで、公民学が一体となったアジアのイノベーション創造におけるエコシステム構築をさらに加速していきます。
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■技術系ベンチャー企業のエコシステムを構築する「AEA2019」
「AEA」は、成長著しいアジア全体から、知恵や技術を駆使してチャレンジする若き起業家を呼び込み、大手民間企業から起業支援者まで、公民学が一体となったアジアのイノベーション創造におけるエコシステム構築を目指したイノベーションアワードです。2012年の初開催以降、過去7回を通して、これまでアジアから15カ国/地域、154社の技術系ベンチャー企業が参加し、参加企業はAEAをきっかけに、日本企業との事業連携や市場の拡大などにつなげ、世界を舞台に成長を遂げています。
「AEA2019」の開催地となる柏の葉エリアでは、まちのアセットを活用した民間企業等の新たな製品・サービスの社会実装段階における実証プロジェクトの受け入れに力を入れています。「AEA2019」では、参加するベンチャー企業への実証実験フィールドの提供や、ビジネス支援をさらに強化し、柏の葉エリアを舞台とした新産業創造や技術系ベンチャー企業のエコシステム構築をさらに推進し、アジア発のイノベーションを世界に発信していきます。
また今年は、柏の葉スマートシティ事業を進める三井不動産や諸団体の全面バックアップにより、柏の葉エリアの住民・企業等をつなぐ交流イベント「Kashiwano-ha Innovation Fes.(仮称)」も同時開催する予定です。こちらも詳細が決定次第随時ご連絡させていただきます。
<「AEA2019」開催概要>
・日時:2019年10月30日(水)~2019年11月1日(金)
・会場:31VENTURES KOIL(千葉県柏市)
柏の葉カンファレンスセンター[KCC](千葉県柏市)
・公式HP: (リンク ») (日本語)
(リンク ») (英語)
「AEA2019」の出場ベンチャー企業の公募を開始
AEAに出場いただくと、技術系ベンチャーとのつながりや、グローバルなアクセラレーターネットワークが得られることに加えて、柏の葉エリアでの実証実験やビジネス支援サポートが得られます。ぜひご興味があるベンチャー企業は下記条件を参照の上、お申込みください。
<参加ベンチャー企業要件>
(1)プロダクトやサービスを提供するテクノロジー企業であること。
(2)POC(Proof of Concept)を終えており、具体的な顧客像に対しプロトタイプ、製品サンプル、
モックアップ等でコミュニケーションをとることができる、アーリー期のステージにあること。
-設立年数および資本金額は問わない。
-VCによる増資を検討中あるいは増資済でも可とするが上場済の企業は不可。
-大手企業の子会社は不可。
(3)日本の大手企業やVCとのタイアップなど、日本でのビジネス展開に具体的に興味があること。
(4)大学や研究機関、インキュベーション施設などにおけるベンチャー企業育成の責任者から推薦が
あること。
(5)参加ベンチャー企業が、プログラムに終日参加可能なこと。
<各賞の内容>
優勝賞金300万円/準優勝賞金100万円/第3位賞金50万円
※このほか、優勝、準優勝、第3位の各社へは、31VENTURES賞が授与されます。
※31VENTURES賞:三井不動産が運営する31VENTURESオフィスのコワーキングスペース使い放題プランを、2年間3名様に進呈
<応募方法>
こちらのページ( (リンク ») )を参照ください。
もしくは運営委員会(info@aea.events)までご連絡ください。
■2019年7月30日(火)「プレイベント」を開催
「プレイベント」では、「AEA2019」の概要説明に加えて、成長著しいアジアのベンチャー企業事情や、協業・連携ノウハウについても実際の企業担当者よりご紹介させていただきます。また過去に入賞したベンチャー企業からAEAに実際に参加した経験等についてもご紹介いただきます。アジアのベンチャー企業に関心がある国内企業の方、また出場を検討するベンチャー企業の方はぜひご参加ください。
<「プレイベント」開催概要>
開催日:7月30日(火)13:00~19:00(受付開始:12:30)
場所:東京ミッドタウン日比谷6階 BASE Q
参加費:無料
参加申し込み: (リンク »)
プログラム
(リンク »)
※プログラム内容や時間は都度更新されます。更新情報は上記URLにて都度ご確認ください。
※柏の葉エリアとは
柏の葉キャンパス駅を中心とする柏の葉エリアでは、都市課題を解決する「柏の葉スマートシティ」を目指し、公・民・学連携で「環境共生」「健康長寿」「新産業創造」の3本柱で街づくりを推進しています。2018年6月には、IoTの普及や活用、IoT関連ビジネスの機会創出を目指す「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」が設立され、柏の葉エリアを舞台として民間企業等の新たな製品・サービスの社会実装段階における実証プロジェクトを受け入れるなど、新産業創造を加速させる「イノベーションフィールド柏の葉」がはじまり、現在10件以上の実証実験が計画・実施されています。柏の葉エリアはまち全体を実証実験のプラットフォームにすることにより、新産業や、イノベーションを柏の葉スマートシティから創り出していきます。
また、柏の葉エリアでは、本年より三井不動産、柏市などが中心となって「柏の葉スマートシティコンソーシアム」を組成しており、「AI/IoT等の新技術や官民データをまちづくりにとりいれたスマートシティ」を推進する国土交通省のスマートシティモデル事業へ選定されています。「柏の葉スマートシティコンソーシアム」では、民間データ・公共データが連携したデータプラットフォームを構築し、AI/IoTなどの新技術の導入により、データ駆動型の「駅を中心とするスマート・コンパクトシティ」の形成を目指しております。
参考リリース: (リンク »)
■共催企業・団体一覧
<三井不動産株式会社>[WEB]柏の葉スマートシティ (リンク »)
三井不動産は、千葉県柏市の柏の葉キャンパス駅周辺エリアにおいて、「環境共生」「健康長寿」「新産業創造」の3つのテーマのもと、柏の葉スマートシティ事業を進めています。新産業創造においては、ベンチャー共創事業「31VENTURES」を中心に、三井不動産の持つ幅広い商圏と多岐にわたる事業領域をいかして、街全体で多世代・多分野・多国籍の人々がつながる新たな産業創造を目指しています。三井不動産および柏の葉スマートシティでは、2012年の立ち上げ時からAEAを支援しており、柏の葉エリアを舞台にアジアのベンチャー企業や大手企業・起業支援者が集まるイノベーション創造のエコシステム構築を進めてまいります。
<国立大学法人東京大学産学協創推進本部>[WEB] (リンク »)
東京大学産学協創推進本部は、東京大学のオリジナルな研究成果を活用し、インパクトの高いイノベーションを実現すべく、知的財産の権利化、管理・活用、起業・事業化に係る支援を行っています。具体的には、研究者・学生向けの起業相談、ベンチャー企業向けのインキュベーション施設の運営・管理事業、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社や株式会社東京大学エッジキャピタルを通した大学発ベンチャー企業への資金提供などを行っています。また、「東京大学アントレプレナープラザ」「東京大学アントレプレナーラボ」等のインキュベーション施設の運営を手掛け、更には「東京大学アントレプレナー道場」「EDGE-NEXT」「本郷テックガレージ」「FoundX」などのアントレプレナー育成教育プログラムを運営しています。本アワードを通じて、グローバルな視点に立ってさらなる起業文化・アントレプレナーシップの醸成を進めてまいります。
東京大学産学協創推進本部へのお問い合わせ:担当 各務(かがみ) Tel:03-5841-1482
<一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ>[WEB] (リンク »)
TXアントレプレナーパートナーズは、つくばエクスプレス沿線を中心に起業家やベンチャー企業の支援活動を行う組織で、地域の大学、研究機関、行政、民間企業、個人支援者が連携して、持続可能なベンチャー支援のネットワーク構築を進めています。起業家が自国・地域内に留まらずアジアや世界に視野を広げる機会として本アワードを開催し、日本をはじめアジアの創業育成環境をより一層醸成していきます。
<日本ベンチャー学会>[WEB] (リンク »)
日本ベンチャー学会は、新産業創出にむけて、ベンチャー企業および一般企業における企業活動等について理論・実証・実践に関する研修を行うとともに、産学協同の推進および企業家活動の支援に寄与することを目的とします。単なる研究者だけの集まりではなく、大手企業、ベンチャー企業、行政関係者など多様な人々のネットワークを形成しながら、「思考する学会」であると同時に「行動する学会」としての機能を高め、イノベーションの創出を担う企業家活動やベンチャーに関わる社会的なプラットフォームとなることを目指しております。
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