目白大学・目白大学短期大学部(東京都新宿区)は、新宿キャンパス構内に縄文・弥生~奈良時代にかけての目白学園遺跡(落合遺跡)があり、その普及・公開を目的として、毎年「目白学園遺跡フェスタ」を開催している。土器づくりや縄文染あそび等のさまざまな体験コーナーや遺跡の解説、講演会もあり、子どもから大人まで、楽しみながら学ぶことができる催しとなっている。
目白大学構内にある目白学園遺跡(落合遺跡)では、昭和25年の遺跡発見から現在までに、12回以上に及ぶ発掘調査が行われてきた。これまでに合計138軒の竪穴住居が発見され、妙正寺川・神田川流域の中では、縄文時代中期、弥生時代後期、奈良時代共に拠点的な集落の一つであることが判明している。
同大では、この遺跡の普及・公開を目的として、毎年「目白学園遺跡フェスタ」を開催。周辺地域の方々をはじめ、多数の参加者で賑わう、夏休みの地域の風物詩となっている。
今年で20回目となる「目白学園遺跡フェスタ」は、同大社会学部地域社会学科を中心とした目白学園遺跡フェスタ実行委員会が主催し、新宿区等の後援を受け、7月20日(土)に開催される。近隣在住の歴史好きサークルやNPO法人スタッフ、染色工房、学生サポーター等が運営に関わり、さまざまな体験コーナーや遺跡の解説を担当する。また、目白大学大学院非常勤講師である大工原豊氏による講演会も実施する予定で、過去の遺跡フェスタで好評だった縄文クッキーづくりやプラ板を使用した首飾りづくりも注目を集めている。幅広い世代の方々に、楽しみながら学んでいただける催しであり、子ども達にとっては、夏休みの自由研究にも利用できる内容となっている。
また、同大は「目白学園遺跡 出土品資料室」を開設しており、平日のみ入場無料で一般にも公開している。この資料室には、これまでに発掘された数多くの遺物のうち、合計約50点が縄文・弥生・奈良の3時代に分類され、写真や説明パネル、年表などと共に分かりやすく展示されている。7月20日(土)は、「目白学園遺跡フェスタ」に伴い「目白学園遺跡 出土品資料室」も特別公開しているので、是非ご参加いただきたい。
◆「目白学園遺跡フェスタ ― 令和元年! 遺跡フェスタ20周年!! 縄文時代は1万年!!! ―」
【開催日時】 2019年7月20日(土)11:00~16:00(受付終了15:00)
【開催場所】 学校法人目白学園 新宿キャンパス(正門よりご入場ください)
【入場料金】 無料
【講 演 会】 午後1時30分~
大工原豊氏(目白大学大学院非常勤講師)
『縄文時代のエコ事情』
【体験コーナー】
縄文クッキーづくり、土器・土面焼き、編布づくり、まが玉づくり、火おこし体験、縄文染あそび、ブラおちあい、首飾りづくり、触れる遺跡展示コーナー等(当日受付があります)。
※詳しくはチラシ(PDF)または、当日のご案内をご確認ください。
【アクセス】 (リンク »)
・西武新宿線・都営地下鉄大江戸線「中井」駅より 徒歩8分
・都営地下鉄大江戸線「落合南長崎」駅より 徒歩10分
・東京メトロ東西線「落合」駅より 徒歩12分
◆目白学園遺跡 出土品資料室
【開館日時】 月~金曜日 10:00~16:00 (団体での来館は事前にご連絡ください)
【展示場所】 学校法人目白学園 佐藤重遠記念館1階
【休館期間】 学園の夏季・冬季休暇期、入学試験期間および学内行事時
【入場料金】 無料
【問合せ先】 TEL: 03-5996-3115(目白学園財務部管理課)
○目白学園遺跡webサイト
(リンク »)
▼本件に関する問い合わせ先
目白大学地域連携・研究推進センター
TEL:03-5996-3121
FAX:03-5996-3238
メール:com.center@mejiro.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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