AsiaNet 80305
ウェクスフォード(アイルランド)、2019年9月2日/PRニュースワイヤー/ --
世界的に名高い医学雑誌、ランセット(The Lancet)が、バングラデシュで2年にわたって行われた健康への影響試験の結果を発表しました。論文審査のある本誌に提出された研究で、公開されているのは5%以下です。
この試験で、家庭用タンクの水処理システムの注入口で「アクアタブズ・フロ(Aquatabs Flo)」を使用した結果、対照群(未処理水)と比べてWHOが規定する子供の下痢が25%以上減ったことが分かりました。介護者が定義する下痢でも同様の減少が見られたと推定されます。
この研究は他にも重要な点を指摘しています:
・「前回の低所得環境における家庭用水処理介入盲検では、子供の下痢の減少は検出されず」
・「前回の水介入試験は家庭レベルでの水処理に重点を置いており、取水地点(地域レベル)での低コストの自動水処理介入は用水量が多く、人口が密集した環境で下痢を減らすことが可能」
・(同研究は)「水処理群で保存された家庭用飲料水において、対照群と比べて大幅な改善を検出」
総合すると、この試験の結果からは「子供の下痢を減らし、安全で手の届く飲料水を誰もが飲めるようにするという持続可能な開発目標(Sustainable Development Goal)6.1を達成するため、取水地点でのパッシブ式塩素処理が低所得の都市環境において効果的かつスケーラブルな戦略でありうる」と考えられます。
試験結果についてアクアタブズ(Aquatabs)のマイケル・ゲイトリー医学博士は、次のように述べました。「バングラデシュの非常に厳しい状況下において、このシステムに疑いの余地がないことが立証され、子供たちの命は救われるようになります。世界で最も低コストで自動式、電力不要のタンク水処理システムです」
ゲイトリー氏はさらに、アクアタブズ・フロが社会事業「インパクト・ウォーター(Impact Water)」により現在ケニヤとナイジェリアで2万以上の学校の家庭用水タンクに設置されており、2019年末に4万校以上という目標が確定していると続けました。今では月20億リットル以上の水処理が行われ、1千万人もの子供たちが安全な水を飲めるようになったのです。
これまでに例を見ない研究成果とそれに続くプロジェクトの製品展開成功を受けて、アクアタブズのチームは次に世界の開発途上地域の個人の家庭の水タンクにこの画期的システムを設置するため、NGOと商業団体のさらなるパートナーを世界的に求めています。
参照:
ランセット:
(リンク ») (19)30315-8/fulltext
アクアタブズ・フロ:
(リンク »)
スタンフォード大学:
(リンク »)
世界銀行:
(リンク »)
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アクアタブズ・ビジネス・デヴェロップメント・ディレクター
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