AsiaNet 80582
レオーベン(オーストリア)、2019年9月17日/PRニュースワイヤー/ -- 井戸建設費の削減と井戸の性能向上は、今日の業界の必須事項となっています。これには、掘削の最適化と自動化が必要です。これには、これまでにない大量の確実なデータが地上ツールとダウンホールツールで双方向に交換できる必要があります。そして掘削作業中に、このすべてがリアルタイムかつコスト効率の高い方法で実行されなければいけません。さらにダウンホールデータの取得とダウンホールツールの操作、そしてデータの双方向送信には電力が必要です。現在のテクノロジーではこれらのデータおよび電力基準を満たすことができません。
TDE 電力線ドリルストリング(PDS)は、高速データ遠隔測定システムと電力の両方を信頼性が高く、かつコスト効率の高い方法で提供しています。電池、タービンまたは中継器は不要です。
オーストリア、ノルウェー: TDE GroupとAker BP(ローンチパートナー)は、ノルウェーにて2度目の試験を無事完了しました。スタバンゲルのNORCE/UllriggでPDSによる本格的な掘削作業を2週間実施しました。PDSは、標準のパイプ作業手順と機器を使用し、現場条件下におけるすべての試験基準を満たしました。
・データ(500,000 b/秒)および電力(300W)の同時送信
・ドリルストリングに複数のベンダーツールを統合して使用
・PDSによりサードパーティ製のMWDを操作、給電および制御
・TDEが開発した iPDSストリングセンサーを使用
・専用のWebベースのTDEソフトウェアを使用して、ダウンホールデータを世界7カ所でリアルタイムに処理および表示
・PDSを現場で使用する準備を完了
PDSのグループVP、Abdelrhani Lamik博士は、「これはTDEと掘削業界における重要な成果です。複数ベンダーのBHAツールを電池やタービンなしで地上から電力を使って操作できるようになったのです。500,000ビット/秒でストリーミングされたダウンホールデータの品質はこれまでに例がありません。求められていた技術が実現され、デジタル時代を迎えることができました。PDSのチームとパートナーのAker BPに感謝したいと思います」と、述べました。
TDE Groupの会長兼CTOを務めるGerhard Thonhauser教授/博士は、「PDS技術と複数のサードパーティ製センサーを組み合わせることは、開かれたダウンホールのエコシステムに対する大きな1歩であり、MWD/LWD市場に好影響を与えるでしょう」と、述べました。
TDEグループのグループCEOを務めるHarald Freissmuth博士は、「これは掘削の最適化および自動化における最初のステップに過ぎません。PDSによって促進される今後の技術を楽しみにしています。PDSは当社が使用する信頼性の高い基盤となっています」と、述べました。
TDE Groupは、デジタルトランスフォーメーションの最先端にて、オイルおよびガス業界にデータ駆動型技術とサービスを提供しています。同社は、油井およびガス井の掘削および生産性能を強化することを目的としています。世界中の100社以上がTDEの製品を信頼し、TDEは現在世界30カ国で操業しています。オイルとガスに関する高い専門性、デジタル領域のノウハウ、そして顧客中心のサービスがTDE Groupの中核となっています。
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