NTT Com、Informatica®、NTTデータが協業し、 DXを推進するデータ利活用ビジネスを推進

~「Informatica Intelligent Cloud Services」を活用して重要なデータを一括統合~

インフォマティカ・ジャパン株式会社

2019-10-01 13:00

NTTコミュニケーションズ株式会社、Informatica®は、企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するデータ利活用ビジネスに関する協業を行い、2020年1月よりデータ統合サービスを開始します。さらにNTT Comは、株式会社NTTデータと連携してお客さまにソリューション提供していく予定です。
NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:庄司 哲也、以下 NTT Com)、Informatica®(本社:米国カリフォルニア州、CEO:アニル・チャクラヴァーシー、以下 インフォマティカ)は、企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するデータ利活用ビジネスに関する協業を行い、2020年1月よりデータ統合サービスを開始します。さらにNTT Comは、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:本間 洋、以下 NTTデータ)と連携してお客さまにソリューション提供していく予定です。

1.背景
企業は、デジタルテクノロジーを活用し、ビジネスの効率化や変革、新たなビジネスモデルを創出するDX推進に取り組むケースが増えています。
企業がDXを推進していくための大きな鍵となるのがデータ利活用です。多種多様で膨大なデータから価値を創出し、活用することで、ビジネス変革やユーザーエクスペリエンス向上を図ることが重要視されています。しかしながら、オンプレミスシステム、パブリッククラウド、プライベートクラウドなど、企業ではさまざまなIT基盤でデータを管理しているため、データのサイロ化※1が生じ、複数データを連携させた分析などが容易ではありません。このため、データ利活用を実現するには、さまざまなデータを統合するデータインテグレーションが必要不可欠です。

2.協業の概要
今回3社の協業により、NTT Comは、データ利活用プラットフォーム「Smart Data Platform」におけるデータインテグレーション機能として、インフォマティカのクラウド型データ統合ソリューション「Informatica Intelligent Cloud Services( (リンク ») )」(以下 IICS)を活用します。これにより次世代インターコネクションサービス「Flexible InterConnect」をはじめとする「Smart Data Platform」の機能と組み合わせることで、さまざまなアプリケーション、SaaS、データストア※2などを統合するデータ統合サービスを提供します。さらに、豊富な実績※3を持つNTTデータと連携し、お客さまの利用環境に応じた最適なソリューションを実現していきます。
これによりオンプレミスシステムのアプリケーションからSaaS、データベースなどの統合が可能になります。お客さまは、顧客データや販売データ、人事データなど、さまざまなアプリケーションに分散しているデータをセキュアに一括管理できます。

3.各社の役割
■NTT Com
「Smart Data Platform」のデータインテグレーション機能として、IICSを活用します。「Flexible InterConnect」などのさまざまな機能を組み合わせたデータ統合サービスを提供します。

NTT Comは、データによる企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に必要なすべての機能をワンストップで提供する「Smart Data Platform」を中核として、データ利活用ビジネスを推進しています。データインテグレーションは、「Smart Data Platform」を構成する機能の一つです。詳しくは、下記ウェブサイトをご参照ください。
(リンク »)

■インフォマティカ
クラウド型データ統合ソリューションであるIICSを、NTT Comの「Enterprise Cloud」を通じて提供し、「Smart Data Platform」のデータインテグレーション機能を担う予定です。
次世代のiPaaS※4ソリューションであるIICSは、企業が直面しているデータ管理の複雑化を解決します。最新のマイクロサービスベースのアーキテクチャ上に構築されています。これによりお客さまは、オンプレミスやマルチクラウド、あるいはハイブリッドクラウドの環境でさまざまなデータ、アプリケーション、プロセスを連携することができます。
さまざまな統合パターンとデータ管理パターンにまたがる単一のユーザーエクスペリエンスを提供することにより、プラットフォーム全体でユーザーの生産性を向上させることができます。また、インフォマティカの「CLAIRE(TM)エンジン( (リンク ») )」に搭載されたAIや機械学習機能により、DX推進に向けてデータ管理のプロセスを自動化および迅速化できるようになります。

インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)にお問合せ、またはWebサイトwww.informatica.com/jp/をご覧ください。

■NTTデータ
お客さまの利用環境に応じて、データ統合サービスを軸にしたデータインテグレーション導入支援ソリューションをNTT Comと連携して提供します。これにより導入からデータ連携、データ分析環境までを全面的にサポートします。

4.今後について
2020年1月のデータ統合サービスとソリューション提供開始に向けて、3社共同による技術検証やマーケティング、プロモーション活動、各種セミナーを実施し、企業におけるデータインテグレーションを推進していきます。


※記載されている会社名、製品名やサービス名は各社の登録商標または商標です。

このプレスリリースの付帯情報

協業イメージ

用語解説

※1: サイロ化は、システムや業務プロセスなどが、他のアプリケーションや他事業部や部門との連携を持たずに自己完結して孤立してしまう状態。
※2: データストアは、データベースやストレージなどデータのファイルを保存・蓄積する領域を指します。
※3: NTTデータは、インフォマティカのオンプレミス型データ統合ソリューションにおいて豊富な提供実績があります。
※4: iPaaS(Integration Platform as a Service)は、従来ソフトウェア(アダプター、ミドルウェア、インタフェース・プログラムなど)で実現していたアプリケーション間の連携機能を、クラウドで実現するサービスです。アプリケーション、プロセス、サービス、データの統合と、それに関連するガバナンスをクラウド内で実施することを可能にします。

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