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【北京2019年11月12日新華社=共同通信JBN】中国の乳業大手であるInner Mongolia Yili Industrial Group(内蒙古伊利実業集団)は10日、中国北部・内モンゴル自治区での健康産業支援の取り組みとして、同自治区の首都、フフホトで「Yili Future Intelligence and Health Valley(伊利フューチャーインテリジェンスおよびヘルスバレー)」プロジェクトを立ち上げた。
新設されたインテリジェントバレーは、産業、都市、観光を統合した大規模で複雑なプロジェクトで、環境が十分に守られている住みやすい地域の構築を目指している。
一方、インテリジェントバレーの中核スタートアップエリアは、乳業に基づき1万5000ムー(15ムー=1ヘクタール)の地域をカバーし、地域開発の全体的な計画との相乗効果を維持し、生産、大学、研究、文化、観光、ビジネス、住居を統合する包括的産業システムを確立する。
開発計画によると、プロジェクトの中核スタートアップ分野への投資は、産業チェーンへの少なくとも2400億元の経済的貢献を促進し、約6万人の雇用を創出し、地域の貧困救済を促進すると見込まれている。
内モンゴル自治区人民政府のアイ・リーフア副主席はこのプロジェクトを高く評価し、地域全体で質の高い開発デモンストレーション企業を構築するため業界の包括的なアップグレードを促進する上で大きな前進を遂げたと語った。
伊利集団(Yili Group)のパン・ガン会長は、伊利が国際的パートナーと手を組んで産業クラスターの効果を活用し、この地域にグリーンでスマート、デジタル化された国際的なヘルスバレーを構築し、中国の乳業産業を活性化し、世界的な健康への取り組みの力強い発展を促進することを明らかにした 。
プロジェクト開始式典で伊利集団は、グローバルパートナーとの産業チェーンパートナーシップに関する協力取り決めに調印した。これは、内モンゴルの質の高い経済発展に新たなモメンタムを注入する。
Yili Future Intelligence and Health Valleyは世界の保健産業の新たな「シリコンバレー」を構築し、中国の乳業産業の活性化を促進し、同自治区の質の高い経済発展を促進し、世界の健康産業の発展をリードする。
ソース:Yili Group
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(写真説明:「Yili Future Intelligence and Health Valley」の開始式典)
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