AsiaNet 81724 (2310)
【オーバーン(米アラバマ州)2019年11月19日PR Newswire=共同通信JBN】
*SiO2医療製品への戦略的投資で
*投資により、品質とパフォーマンスの向上などのメリットをもたらす可能性のあるSiO2の技術を使用する利益を確保
*SiO2の画期的技術は、規制上のメリット、一次パッケージングの改善、および様々な製品の潜在的な運営コストの削減に役立つと予想
*資金調達は、大手医療投資会社MPM Capitalが共同で主導
SiO2 Medical Productsは19日、様々な製品のパッケージング技術への材料科学応用の可能性を探るため、ノバルティスが戦略的投資を行ったと発表した。SiO2の容器は、内側に薄いガラスのような層のある成形プラスチックボディでできている。SiO2の特許技術を通して、幅広い潜在的メリットが期待される。
Logo - (リンク »)
*パッケージングの改善(低粒子、シリコンオイルやタングステン不要、層間剥離なし、ガラスのような酸素バリア、より厳密な寸法制御、破損なし)
*生物製剤の品質と安全性の基準を向上させる可能性のある革新的な材料科学技術。保健当局は、特に眼科製品における粒子汚染についてより厳格になりつつあり、SiO2の技術はこの要件に対処するユニークなプラットフォームを提供する。
*寸法制御の改善に伴う運営上の節約の可能性。これにより、より正確な取り扱い、充填、検査、メカニズムとのインターフェース(例えば、自動注射器)および投与が可能になる。
眼科での採用を先ず成功させた後、この技術は多くの製品に拡大できると予想される。
非上場の先端材料科学企業であるSiO2は、オルガノシロキサンとシリカナノ層で構成される、薄く透明なシリコンベースのコーティングシステムを組み込んだ精密成形サイクリックオレフィンポリマー(COP)一次医薬品容器を製造している。この画期的コーティングシステムは、プラスチックの耐久性と寸法の一貫性を、酸素バリア特性、低抽出物、ガラスのpH安定性(例えば、石英)と独自に組み合わせている。
ローレンス・ガンティ最高商務責任者は「投資をしてくれたノバルティスとMPM Capitalに感謝している。当社の材料科学技術の多角的応用についてノバルティスと協力するのが楽しみだ」と語った。
共にSiO2の科学委員会のリーダーで世界中の有力な科学者と協力している、ダウ・ケミカル社の元研究・開発部長、ロバート・パンボーン博士とマサチューセッツ工科大学(MIT)教授のボブ・ランガー博士は共同声明で、「ノバルティスは、患者の転帰改善のために技術を進歩させるという当社のビジョンを共有している。今回のコラボレーションは、薬物送達に高度な材料科学を応用することが患者の生活改善に役立つ可能性がある分野での初のコラボレーションの1つと考えている」と述べた。
MPM Capitalのエグゼクティブパートナーで、SiO2取締役でもあるトニー・ローゼンバーグ氏は「SiO2首脳部はノバルティスの協力を得て、将来の成功につながる組織体制を整えた。SiO2の革新的な一次医薬品容器の表面コーティング技術には、開発サイクルから最終的な市場プレゼンテーションまで、幅広い製品のイノベーションを可能にする潜在力がある」と語った。
▽MPM Capitalについて
MPM Capitalは、科学的イノベーションを主要な疾病の治療法に変換しようとしているライフサイエンス企業の設立や投資に20年以上の経験を持つ、医療投資会社である。経験豊富で献身的な投資専門家とエグゼクティブパートナーのチームにより、MPMは患者の生活を変革する新たな医療ブレークスルーの推進に努めている。同社は、ベンチャーキャピタルファンドBV2018、腫瘍限定のクロスオーバーファンド(未公開株、上場株の両方)、ダナ・ファーバーがん研究所との腫瘍学に焦点を当てた別の投資イニシアチブ-の3つの目的達成手段に投資している。詳細については、 (リンク ») を参照。
▽SiO2 Medical Productsについて
SiO2 Medical Productsは、100年以上にわたって画期的な破壊的テクノロジーの導入に常に携わってきた、同族経営の米先端材料科学企業である。同社は、バイオテクノロジーおよび関連業界向けの最も安全で信頼性の高いパッケージづくりに重点的に取り組んでいる。同社は、様々な製品を作るための新素材を開発してきた。同社は現在、ジョージア州アトランタに近いアラバマ州オーバーンに所在、全施設で同じシックスシグマ以上の品質の製品を製造すべく、スイスのバーゼル近くで新施設の開発を進めている。同社は、カリフォルニア大学、シカゴ大学、MIT、カリフォルニア工科大学など主要研究大学の一流の教授と深いパートナーシップを結んでいる。詳細については、www.sio2med.com を参照。
ソース:SiO2 Medical Products, Inc.
▽問い合わせ先
Lawrence Ganti
Lawrence.Ganti@SiO2med.com
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。