実践女子大学(学長:城島栄一郎)は12月14日(土)・15日(日)、渋谷キャンパスにおいて公開講座・シンポジウム「源氏物語、伝統と未来」を開催する。これは、実践女子学園創立120周年記念および国文学科100周年記念の企画として行われるもの。併せて、11月25日(月)から12月15日(日)にかけて展覧会「源氏物語の世界-実践女子大学所蔵貴重古典籍展-」も開催中で、同大が所蔵している古典籍から、古筆大手鑑、鎌倉時代の古筆切、物語絵巻・絵本の特に重要な作品を展示している(期間中に展示替えあり)。いずれも参加無料、事前申し込み不要。
世界最古の女流文学・長編小説のひとつである『源氏物語』は、日本の文学・文化・社会に大きな影響を与え続けており、国際的にも高い評価を受けている。
実践女子大学は源氏物語研究について創立以来の伝統と蓄積を有しており、文部科学省の平成30年度私立大学研究ブランディング事業には「源氏物語研究の学際的・国際的拠点形成」が選定されている。
このたび、学園創立120周年および国文学科100周年の記念企画として、展覧会と講演会・シンポジウムを開催。11月25日(月)から12月15日(日)にかけて、同大が収集してきた古典籍から『源氏物語』を中心として、特に重要と思われる古典籍を展示。12月14日(土)、15日(日)には、学内外の有識者が『源氏物語』についてさまざまな角度から講演する。
展覧会と講演会・シンポジウムの概要は下記の通り。
◆展覧会「源氏物語の世界-実践女子大学所蔵貴重古典籍展-」
【期間】2019年11月25日(月)~12月15日(日) 11:00~17:00
※12月1日(日)、12月8日(日)は休館
【会場】実践女子大学渋谷キャンパス 120周年記念館1階 香雪記念資料館企画展示室1・2
(〒150- 8538 東京都渋谷区東1-1-49)
【入場】無料
【申込】不要
◆国文学科公開講座講演会「源氏物語、伝統と未来」
【開演】2019年12月14日(土) 13:00~(開場:12:30~)
【会場】実践女子大学渋谷キャンパス 120周年記念館4階403講義室
【入場】無料
【申込】不要
【講演内容】
■「源氏物語、古きが中に新しきあり」
実践女子大学文学部教授・文芸資料研究所所長 横井孝氏
■「紙は時代の目撃者」
龍谷大学名誉教授 江南和幸氏
■「源氏物語関連古筆切の料紙」
実践女子大学文芸資料研究所客員研究員 白戸満喜子氏
■「Romancing the Dead(美しき死の物語)」
米国 ダートマス大学教授 デニス・ワッシュバーン氏
◆国文学科シンポジウム「源氏物語、伝統と未来」
【開演】2019年12月15(日) 13:00~(開場:12:30~)
【会場】実践女子大学渋谷キャンパス 120周年記念館5階501講義室
【入場】無料
【申込】不要
【講演内容】
■「源氏物語の女房装束 -十二単をご覧いただきます-」
井筒グループ代表 井筒與兵衛氏
■「三条西家の古典学 -古今伝受と源氏伝受-」
中京大学教授 小高道子氏
■「源氏物語と組香」
御家流香道第23代宗家 三條西堯水氏
■「中世日本の芸能と源氏物語、そして現代での価値」
能楽宝生流第20代宗家 宝生和英氏
【主催】実践女子大学生涯学習センター
【協力】国文学科(国文学科創立100周年記念事業)、文芸資料研究所、実践女子大学図書館、香雪記念資料館
【後援】渋谷区教育委員会
・実践女子大学
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・香雪記念資料館
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・実践女子大学文芸資料研究所
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▼企画に関する問合わせ先
実践女子大学 生涯学習センター
TEL:042-589-1212
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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