一般財団法人聖路加財団(東京都中央区、理事長:大畑 喜道、以下「聖路加財団」)とみらかホールディングス株式会社(東京都新宿区、代表執行役社長:竹内 成和)の子会社である株式会社エスアールエル(東京都新宿区、代表取締役社長:東 俊一、以下「SRL」)は、このたび、自己免疫疾患やがんの領域でプレシジョン・メディシン(精密医療)を実現する最先端の臨床検査事業及び検体検査に関する研究支援事業を展開する株式会社聖路加医学生物学研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:今村 健一、以下「SLMBL」)に関する合弁契約の締結に合意し、今後はSLMBLを両者の共同体制のもとで運営することとなりました。
併せて、SRLは、株式会社医学生物学研究所(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:山田 公政、以下「MBL」)及びSLMBLとの間で、株式譲渡及び増資に関する契約を締結しております。第一段階でSRLがMBLよりその保有する全SLMBL株式を取得し、その後第二段階でSLMBLが第三者割当増資の方法で新株を発行し、これをSRLに割り当てます。この結果、SLMBLに対する出資比率は、SRLが80%、聖路加財団が20%となる予定です。
その後、聖路加財団、聖路加国際病院(東京都中央区、院長:福井 次矢)の運営主体である学校法人聖路加国際大学(東京都中央区、理事長:糸魚川 順、以下「聖路加国際大学」)、SRL及びSLMBLとの間におけるSLMBLの事業に関する協力関係を規定した業務提携契約を締結することを予定しております。
なお、SLMBLは2019年3月にCAP登録ラボとして認定され、同年10月にCLIAラボとして認定を受けております。CLIA/CAPラボは、FDA(米国食品医薬品局)にもデータを提供できる品質水準で国際治験や多施設共同研究などの試験を受託することが可能です。
新たな合弁体制においては、聖路加国際大学(聖路加国際病院)が有する国際的にも通用する医療環境、豊富な臨床データ及び治験・臨床研究のノウハウと、SRLが有する全国規模の販売チャネル及び検体検査のノウハウを融合し、免疫療法、細胞治療、再生医療に関する臨床検査、臨床研究、治験の各分野において、高度な細胞機能解析及び遺伝子検査を中心としたサービスの展開を加速してまいります。
以上
【SLMBLの概要】
名 称:株式会社 聖路加医学生物学研究所
所 在:地東京都中央区築地三丁目6番2号 大村進・美枝子記念 聖路加臨床学術センター7階
株主構成(※):株式会社エスアールエル 80%、一般財団法人 聖路加財団 20%
(※)上記第三者割当増資後
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。