京都産業大学日本文化研究所は、同研究所の客員研究員である所功名誉教授が令和元年度日本学賞を受賞したことを記念し、1月29日(水)に京都産業大学サギタリウス館にて講演会「宮廷儀式研究の歩み」を開催した。
所名誉教授は「日本の伝統的儀礼制度に関する深甚な研究」の業績が評価され、2019年11月23日に日本学賞を受賞した。日本学賞とは、一般社団法人 日本学基金が研究の発展に資することを目的とした賞であり、日本学の発展に貢献した優れた研究を対象に表彰するものである。
講演会では、1995年に設立した京都産業大学日本文化研究所を中心に、所名誉教授が学内外の研究者と共同で行った、主に平安宮廷社会で励行されてきた儀式に関する基礎的な調査研究や宮廷文化などの研究について語った。とりわけ、京都御所や宮内庁だけでなく、日本文化全体にも多く伝存する宮廷文化に関する史資料を丹念に研究し続けることの学問的意義について強調した。最後に、「貴重な宮廷文化を国内外の人々へ伝える工夫と努力も心掛けたい」と今後の決意を表明し、講話を締めくくった。
参加者からは、「宮廷儀式は日本文化のエッセンスとでもいうべきものであり、短時間で宮廷儀式研究を知るまたとない機会になった」「これまでの日本文化研究の歩みを知ることができた」などの感想が聞かれた。
むすんで、うみだす。 上賀茂・神山 京都産業大学
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