ニューヨーク州、ニューヨーク市(現地時間2020年3月17日)―インタラクティブ・ストリーミングSDKの開発企業Genvid Technologiesは本日、Huya(虎牙)、NTTドコモ・ベンチャーズ、サムスン・ベンチャーズの3社を戦略的投資パートナーとして新たに迎え入れると発表しました。新たなプラットフォームや、アジアのような鍵となる地域への展開が促され、世界中のゲーム開発者に対して最も強力なインタラクティブ・ストリーミング機能を提供するというGenvidのビジョンが大きく前進する事になります。これにより、同社のシリーズB資金調達は当初の予定を上回って3,300万ドルになりました。この結果、調達総額は現時点で5,300万ドルに達しました。
また、GenvidはTwitchの元head of developer relationsであるJT Gleasonがアドバイザーとして就任したことを発表しました。
GenvidのCEO、Jacob Navok氏はこう語ります。「今回ご一緒する戦略的投資家の方々は、プラットフォーム多様化、グローバル展開、双方の観点で飛躍をもたらしてくれる理想的パートナーです。サムスン・ベンチャーズは、モバイルに接続する事によりテレビにインタラクティブ・ストリーミングを展開するきっかけになるでしょう。Huyaは、我々の中国進出に対して劇的な後押しになってくれますし、リッチで確かなインタラクティビティのための「Write-once, deploy everywhere(1回のコーディングで、どこにでも実装できる)」ソリューションとしてのGenvidの存在を確固たるものにしてくれます。さらに、Huyaはコンテンツのマネタイズに非常に優れており、開発者に対して新たな収益機会を提供する力を我々に与えてくれます。また、NTTドコモとは2019年東京ゲームショーの5Gショーケースにおいて提携しましたが、今回の投資は、双方の、5Gイニシアチブを活かしてライブストリーミング機能を向上させたいという共通した願いが反映されたものです。我々のビジョンを共有してもらえる素晴らしいパートナー様達とご一緒できることに大変感激しております。」
Huya、NTTドコモ・ベンチャーズ、サムスン・ベンチャーズは、各々が、中国最大のゲーム向けライブストリーミングサービス会社として、日本最大の通信会社の投資部門として、そして世界最大のテレビメーカーの投資部門として、インタラクティブ・ライブストリーミングが自社のビジネスにもたらす莫大なポテンシャルを感じています。
さらに、GenvidがTwitch及びYouTubeと同様にSDKでHuyaをサポートすることで、欧米・アジアの開発者は、制作したゲームを、完全に統合されたインタラクティブ・ストリーミングとして、世界の三大ゲームライブストリーミング・プラットフォームすべてで同時展開できるようになります。この事は欧米のゲームクリエイター達にとっては、中国のマーケットがさらに開放されることにもなります。
HuyaのHead of strategy and investmentである Shirley Huaは「Genvidは、世界中のゲーム開発者に対して提供されるインタラクティブ・ストリーミング・テクノロジーのトップ企業です。当社とのパートナーシップは、eスポーツやストリーミング用に構築される新しいゲームに対して大きなチャンスを提供する事になります」と話します。「インタラクティブ・ストリーミングはより深く創造的なエンゲージメントをもって、より多くの視聴者を引き付けていく大きな可能性を秘めています。」
NTTドコモ スマートライフ推進部 担当部長の佐藤浩之はこう語ります。「Genvidによって、複数の動画プラットフォームに対応したインタラクティブ・ストリーミングの開発が大きく促進され、今後ドコモとのコラボレーションを含むデジタルエンターテイメント産業全体で新たな体験が生み出されていくでしょう。」
Genvid Technologiesについて
Genvidは、世界最先端のインタラクティブ・ストリーミング・テクノロジーによって、メタバースを「メタ」たらしめる技術の一翼を担っています。Genvid SDKは、どのようなストリーミング・プラットフォームやインフラでも実行できる柔軟性を備えた使い勝手の良いミドルウェアであり、www.genvidtech.comから無料で入手できます。どの主要エンジン上で構築されたゲームであっても統合でき、プレーヤーもライブストリーム視聴者も、新たなタイプやレベルのインタラクションやマネタイズを同様に享受できます。Genvidはゲーム業界のエキスパートによって2016年に設立され、Horizons Ventures、Huya、Makers Fund、March Capital Partners、NTTドコモ・ベンチャーズ、OCA Ventures、サムスン・ベンチャーズの支援を受けています。
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