ジーデップ・アドバンス、新型コロナウイルスの研究にも貢献 ゲノム配列解析ソフトウェア「Parabricks」の取り扱いを開始

株式会社ジーデップ・アドバンス

2020-05-12 18:00

株式会社ジーデップ・アドバンス
新型コロナウイルスの研究にも貢献
ゲノム配列解析ソフトウェア「Parabricks」
取り扱いを開始しました

NVIDIA(R)のエリートパートナーである株式会社ジーデップ・アドバンス(本社:東京都港区、代表取締役 飯野 匡道、以下GDEPアドバンス)は、遺伝子の塩基配列を高速に読み出せる次世代シーケンシング(NGS)DNAデータの二次分析を実行するためのソフトウェア「Parabricks」の取り扱いを5月上旬より開始しました。

ゲノムデータの分析は、計算量の多い処理です。時間とコストは、ゲノミクスデータを精密医療に使用する際の大きな壁となっています。「Parabricks (NVIDIA Parabricks Genomics Analysis Toolkit)」は、これらの壁を取り除き、GPUで加速されたゲノム分析を提供します。従来、約30時間かかっていたヒトゲノムの全解析を約1時間以内で分析することが可能になりました。この圧倒的な差はGPUを使用することであり、GPUとの緊密な統合によってこのパフォーマンスを実現しています。

昨今、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策でのAI応用が急ピッチで進んでいます。研究者は新型コロナウイルスとCOVID-19に感染した人々のゲノムの両方の配列を解析することで、疾病の広がりや感染しやすい人などを把握できるようになります。しかし、ゲノム配列の解析には時間がかかり、かなりの演算能力が必要となります。当社では、世界的な危機で膨大なデータから未知のウイルスとの戦いの早期収束を願い、顧客からの要望に応えるカタチで「Parabricks」の取り扱いを開始しました。

Parabricksの特長
●高速
システム上のリソースを効率的に利用すると、既存のツールを桁違いに高速化できます。

●同等
高速化されたソフトウェアは、GATKのベストプラクティスなどのベースラインツールと同等の結果を生成します。

●拡張性
パフォーマンスは、サーバーまたはクラウド内のGPUリソースの数に比例します。

●確定的
任意の数のGPUリソースを持つ任意のGPUプラットフォームで、Parabrickは実行のたびにまったく同じ結果を生成します。

●構成可能
NVIDIA Parabricks パイプラインのすべてのステップは簡単にカスタマイズでき、新しいステップを簡単に追加できます。

Parabricksの詳細については下記を参照ください。
(リンク »)
(英文)

また、現在NVIDIA社ではCOVID-19の研究者にParabricksへの90日間無料ライセンスを提供していています。詳細については以下をご覧ください。
(リンク »)
無料トライアルライセンスのお問合せや、GPUサーバー+Parabricksのトータルのご提案が可能です。
ご相談、見積は、当社営業担当までお問合せください。

■株式会社ジーデップ・アドバンスについて
(リンク »)
株式会社ジーデップ・アドバンスは、「その仕事にアドバンテージを」コンセプトに、GPGPUをはじめとするアクセラレーターやオーバークロックワークステーション、ライブラリやコンパイラ、ソースコード解析から受託開発に至るまで、仕事や研究を加速するための手段を総合的に提供する総合システムインテグレーターであり、NVIDIA社パートナー認定制度「NPN(NVIDIA Partner Network)」の日本初のエリートパートナー及び、日本初のATP(Advanced Technology Partner)として活動しています。

■製品、サービスに関するお問い合わせ先
株式会社ジーデップ・アドバンス 営業部 E-mail:sales@gdep.co.jp
TEL:03-6803-0620 ※電話受付(平日)9:00~17:00

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