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【長沙(中国)2020年5月29日新華社=共同通信JBN】Mango TV(マンゴーTV)で放送されたMundane Glory(日常の栄光)は中国の新興産業で奮闘する人に焦点を当てる短編ドキュメンタリー・シリーズである。同シリーズはMango TVやHunan Stelllite TV(湖南衛星TV)といった世界的なプラットフォームで、今年の3月21日から放送されている。
その第3話の「仁術者たち」で、アンソニー・モーズ氏は中国の広西チワン族自治区人民病院とカンボジアのコンポンチャム州を訪問し、約30年に及ぶ海外医療援助の経験を持つ2人の医師による中国の海外医療支援の物語を伝えた。
1990年、チャオ・シフイ医師は広西チワン族自治区人民病院から西アフリカのニジェールに派遣された。それが同医師の海外医療援助の旅のスタートで、当時39歳だった。
チャオ・シフイ医師は1990年10月から2012年11月の間にアフリカを5回訪れ、Niger Capital Hospital(ニジェールキャピタル病院)、Zinder National Second Hospital(ジンデル国家第2病院)、Maradi Provincial Central Hospital(マラディ州中央病院)、Comoros Capital Hospital(コモロキャピタル病院)など多くの場所で約13年働き、3万8000人以上の患者を治療した。
チャオ・シフイ医師の無私の行為は中国とアフリカの人々の間の結束と友好に多大な貢献となった。2012年12月、北京の人民大会堂で4回目となる「China-Africa Friendship Award(中国・アフリカ友好賞)」の選考会で、同医師の名が成功を収めた候補者としてリスト入りした。同医師は10人の受賞者の中で国家保健制度からのただ1人の代表で、大きな称賛を受けた。
世界中の人々への医療援助が変化する中、より多くの中国人医師がチャオ・シフイ医師の足跡を追いかけて、彼らが最も必要とされる場所で時間と専門知識を提供するボランティア活動を行っている。
このドキュメンタリー番組で希望と光、友好を広げたもう1人の医師はツァン・シミン氏である。同氏は1996年から医療支援のボランティアを開始し、その足跡はニジェール、コモロ、カンボジアにわたり広がっている。
ツァン・シミン医師はカンボジアのコンポンチャム州で失明の原因になっていた白内障を撲滅するために「一帯一路」計画に参加した。同医師とそのチームはカンボジアで2年間以内に6200以上の白内障手術を行った。
現在、カンボジアのコンポンチャム州において単独で白内障の水晶体超音波乳化吸引手術を行えるのは、ツァン・シミン医師の指導を受けた2人の眼科医資格保有者だけであり、患者が再び視力を獲得する支援をしている。
チャオ・シフイとツァン・シミンの両医師は、現実の「仁術者たち、無限の愛」とはなにかをわれわれに示した。そして彼らと同じような中国人医師たちもより多くの国の人々に光と希望をもたらすことを楽しみにしている。
統計によると、中国が1963年にアルジェリアに初の海外医療チームを派遣してから57年になる。中国は長年にわたり、アジア、アフリカ、中南米、欧州、オセアニアの71カ国に海外医療チームを派遣し、2億8000万人が中国医療チームから介護と治療を受けている。
ソース:Mango TV
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(写真説明:アフリカを援助する実務にあたるチャオ・シフイ医師の写真)
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(写真説明:カンボジアの現地住民を診察するツァン・シミン医師)
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