【北京2020年6月1日PR Newswire=共同通信JBN】中国東部の江蘇省常州市にある観光地の一連のライブ放送が5月30日と31日、新華社と中国の主要なライブストリーミング・プラットフォームの快手(Kuaishou)により共同で開始された。
このライブ放送は観光産業を促進するための常州の新たな動きで、同市の2つの主要観光名所である東方塩湖城(Oriental Salt Lake Resort)と長蕩湖(Changdang Lake)を、エビ釣り、地元料理の飲食、地元文化の学習などのアクティビティーと共に紹介する。
中華恐竜園(Dinosaur Park)、天目湖(Tianmu lake)、淹城遺跡(Ancient Yancheng City)、天寧塔(Great Pagota)、東方塩湖城、古運河(Ancient Canal)など。常州は近年、文化遺産の調査、主要観光プロジェクトの促進、イノベーションの奨励を含む観光開発に多大な努力を傾けている。
常州は2019年に国内外から約8000万人の観光客を受け入れ、総額約1200億元の収入を得た。同市の観光産業の付加価値は同省のGDPの7.6%を占めた。常州の主要な観光指標は着実に江蘇省のトップに入っている。
常州の観光産業が現在の地位に至るのは容易なことではない。江蘇省南部の蘇州、無錫、南京、その他の都市に比べ、常州には有名な山や大きな川がない。
しかし、この状況は、2000年に有名な工業都市である常州が恐竜博物館と恐竜テーマパークの開設によって資源制約からの脱却に成功したことで、逆転した。同パークは開園後わずか1年余りで国家4A級観光名所に認定された。
3月に開催された観光開発促進に関する会議で、常州は金融支援の強化、地元観光市場の活性化、旅行代理店の顧客基盤拡大の奨励、観光消費の促進から関連人材の誘致・教育の向上に至るまでの一連の対策を導入した。
常州市党書記のチー・ジアビン氏は「観光産業はCOVID-19のエピデミックで大きな打撃を受けた。われわれは関連政策を打ち出しており、文化・観光産業の発展を支援し、観光消費を促進するために3億元を割り当てる予定である」と述べた。
ライブ放送は、文字通りクイックビューを意味する「(快看(kuaikan)」を通じて開始される。これは抖音(Douyin)、快手、微博(Weibo)などのプラットフォーム上の新華社の一連の短編動画アカウントで、主にビジネスとライフスタイルのニュースに焦点を当てる。
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ソース:Xinhua Silk Road Information Service
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