清泉女子大学(東京都品川区)地球市民学科では6月から、「陸前高田フィールドワーク」の授業で「オンライン連続講義」を行っている。同学科では毎年、岩手県陸前高田市を訪れてフィールドワークを行っているが、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためオンラインでの講義を実施。6月1日の第1回は「観光」をテーマに、一般社団法人陸前高田市観光物産協会事務局長の桒久保博夫氏と一般社団法人マルゴト陸前高田理事の古谷恵一氏が両法人の活動内容や同市の観光業の状況などについて語った。
地球市民学科の「陸前高田フィールドワーク」では毎年、東日本大震災で被災した陸前高田市を訪れ、フィールドワークを行っている。しかし今年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、現地訪問の代わりに「オンライン連続講義」を実施。オンラインでできるさまざまなことに挑戦する「新しい学びのカタチ」プロジェクトとして授業に取り組む。
6月1日の講義は「観光」をテーマとして実施。一般社団法人陸前高田市観光物産協会事務局長の桒久保博夫氏と一般社団法人マルゴト陸前高田理事の古谷恵一氏から、陸前高田の観光の現状や両法人の活動内容、コロナウイルス対応も含めた今後の課題などについて話を聞いた。
受講した学生からは「とても楽しかった。陸前高田に行きたくなった」「実際に現地の方々からお話が聞けてとても勉強になった」「とても気さくで優しい方々だった」「実際に現地で働いている人の話を聞けてすごく良い経験になった」「民泊の映像に登場した宿泊者や地域の人の笑顔が素敵だった」「さまざまな形で復興に向けて歩み出していたのにコロナウイルスの影響で滞ってしまっている現状があることに対して、私達にできるかことは何かを常に考えていかなければと感じた」といった感想が寄せられた。
学生らは「オンライン連続講義」を毎週受講し、夏休みにはオンラインで陸前高田の震災遺構などを訪ねる「バーチャル・フィールドワーク」を計画している。また並行して、東京の大学生に考えて欲しいテーマを陸前高田の関係者らが協議のうえ決定。学生らはそのテーマをもとに地域の課題解決に取り組んでいく。テーマの決定後、情報収集と調査分析、企画立案を進め、12月には提言を発表する。
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