今やスマホを持っている人は全員インストールしているアプリといえば、LINEでしょう。メッセージのやりとりに便利なだけでなく、写真や動画の送信も誰でも簡単にできる上に、無料で通話をすることもできることから、人気を集めています。個性あふれるスタンプをダウンロードして送りあったり、着せ替えを使って背景を自分好みにカスタマイズしたりと、ユーザーは思い思いに楽しんでいるように思えます。
そんな便利なLINEですが、スマートフォンの機種変更をする際にデータを移行できるのかと気にする人が多いようです。中には、スマートフォンの調子が悪くなってきたけれど、LINEが消えてしまっては困るから機種変更をしないままでいたら一切使えなくなってしまったという話も聞きます。そのようなことになっては本末転倒なので、引き継ぎ機能を使ってLINEを新しいスマートフォンに移行する手順をまとめました。
・アルバムを作成し、大切な画像を入れる
トークルーム内にアルバムを作成して、保存しておきたい画像を入れておきます。動画はアルバムに保存できないため、ノートを作成して入れてください。保存期限を過ぎた画像や動画はサーバーから削除されてしまい、引き継ぎ機能を使ってもデータを移すことができなくなってしまいます。そのため、手間はかかりますがこの作業は絶対に行う必要があります。
・アカウント引き継ぎ設定をする
ホームの右上にある歯車マークをタップすると、設定画面が開きます。「個人情報」の中の「アカウント引き継ぎ」を開き、「アカウントを引き継ぐ」設定をオンにすると、設定してから36時間の間なら、アカウントを引き継ぐことができるようになります。なお、引き継ぎを行う必要がない時にこの機能をオンにしてしまうと、アカウントを乗っ取られる可能性があるので控えましょう。
スマートフォンの調子がおかしくなったら、まずこの機能をオンにして、修理中に借りることのできる代替機や新しいスマートフォンにLINEのデータを移行できるようにするのがおすすめです。
・トーク履歴データのバックアップを取る
これまでのトーク履歴を残したい時は、「設定」の「トーク」から「トーク履歴のバックアップ・復元」を選んでデータを保存しましょう。
・アカウント引き継ぎをする
引き継ぎ先のスマートフォンにLINEアプリをインストールして、引き継ぎに必要なアカウントデータを入力します。友だちやグループのリストが移行されていることを確認したら、引き継ぎ設定自体はこれで完了です。
・トーク履歴の復元をする
「設定」の「トーク」から「トーク履歴のバックアップ・復元」を選び、今度はトーク履歴を復元します。新しいスマートフォンでも、これまでのやり取りが表示されるようになります。
・スタンプデータの復元をする
せっかく集めたスタンプは、アカウントを引き継いだスマートフォンで再度ダウンロードすれば移行前と同様に使えるようになります。「設定」の「スタンプ」の中にある「マイスタンプ」を選び、使いたいスタンプをダウンロードしましょう。
これで、LINEの引き継ぎ機能によるデータ復旧は完了です!
スマートフォンの画面が破損していても諦めないで!
画面が割れてしまい、タップしても反応しなくなってしまっても、引き継ぎ設定をオンにすることができます。通常画面が割れると操作不能になってしまいますが、iPhoneについては割れていても操作をしている人を見たことがあると思います。iPhoneは表示回路の中にタッチセンサーも一緒に入っているため、表示されているうちは操作が可能です。一方、iPhone以外ではタッチセンサーと画面が分かれている機種もあり、画面が割れてしまうと表示はされていても操作ができない場合もあります。こうなってしまっても、マウスを接続すれば操作ができるようになります。
もし引き継ぎをする前にスマートフォンが壊れたり、データが見つからなかったりといったトラブルが発生した場合は、データ復旧のプロである当社にご相談ください!
著者 アドバンスドテクノロジー 渡邊優美
東京大学出身 文系業務担当
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