Dr.Webサーバーの統計によると、2020年6月には前月と比較して検出された脅威の合計数に113.21%の増加が見られました。ユニークな脅威の数は24.1%減少しています。依然として、検出された脅威の多くをアドウェアやマルウェアダウンローダが占め、メールトラフィック内で最も多く検出された脅威もMicrosoft Officeの脆弱性を悪用するマルウェアとなっています。また、マルチモジュールなバンキング型トロイの木馬 Trojan.SpyBot.699 や、メールの添付ファイルとして拡散されてユーザーをフィッシングサイトへリダイレクトする悪意のあるHTMLドキュメントも引き続き多く検出されています。
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6月には、Doctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられるデータ復号化のリクエスト数も前月と比べて6.55%減少しています。最もアクティブな暗号化ランサムウェアは Trojan.Encoder.26996 で、リクエスト全体の24.71%を占めていました。
6月の主な傾向
マルウェア拡散活動の著しい増加
ユニークな脅威の数が減少
アドウェアが依然として最もアクティブな脅威の1つとなる
暗号化ランサムウェア活動の僅かな減少
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