2020年6月のウイルスレビュー

株式会社Doctor Web Pacific

2020-08-12 09:00

Dr.Webサーバーの統計によると、2020年6月には前月と比較して検出された脅威の合計数に113.21%の増加が見られました。ユニークな脅威の数は24.1%減少しています。依然として、検出された脅威の多くをアドウェアやマルウェアダウンローダが占め、メールトラフィック内で最も多く検出された脅威もMicrosoft Officeの脆弱性を悪用するマルウェアとなっています。また、マルチモジュールなバンキング型トロイの木馬 Trojan.SpyBot.699 や、メールの添付ファイルとして拡散されてユーザーをフィッシングサイトへリダイレクトする悪意のあるHTMLドキュメントも引き続き多く検出されています。
###

6月には、Doctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられるデータ復号化のリクエスト数も前月と比べて6.55%減少しています。最もアクティブな暗号化ランサムウェアは Trojan.Encoder.26996 で、リクエスト全体の24.71%を占めていました。

6月の主な傾向
マルウェア拡散活動の著しい増加
ユニークな脅威の数が減少
アドウェアが依然として最もアクティブな脅威の1つとなる
暗号化ランサムウェア活動の僅かな減少

詳細は以下をご覧ください。
(リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

株式会社Doctor Web Pacificの関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]