ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)では、現代のイギリスを代表するアーティスト、ケリス・ウィン・エヴァンス(Cerith Wyn Evans)による展覧会を11月3日(火/祝)まで開催中です。
6月7日(日)の開幕時点では、新型コロナウイルス感染症の影響により、今回の展覧会の目玉となる大型ネオン作品《The Illuminating Gas...(after Oculist Witnesses)》の展示が叶わず、内容を変更して開催して参りました。
このたび、イギリスから上記作品が到着し、9月7日(月)から新たに当館ロビーの吹き抜けにおいて、展示を開始します。
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ケリス・ウィン・エヴァンス《The Illuminating Gas...(after Oculist Witnesses)》2015年
ネオン 378×319×191cm 展示風景:ポーラ美術館 ©Ken KATO
ウェールズ出身のケリス・ウィン・エヴァンスは、光や音など抽象的な素材を用いて、感覚に強く訴えかける作品を制作しています。
1970年代末、映画作家デレク・ジャーマンのアシスタントを務めながら、実験的な映像作品を発表し、作家活動を開始したケリス・ウィン・エヴァンスは、90年代以降、彫刻やインスタレーション、写真や映像など表現の幅を広げており、その多様な作品には、言語や認識、時間の概念が通底しています。
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《(A)=D=R=I=F=T》2015年 スピーカー、アンプ、メディアプレイヤー、鏡、ステンレススチール展示風景:ポーラ美術館 ©Ken KATO
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《299792458 m/s》2004/2010年 ネオン 展示風景:ポーラ美術館 ©Ken KATO
本展ではアトリウム ギャラリーや森の遊歩道での展示に加えて、美術館の吹き抜けに巨大なネオン作品が出現します。ポーラ美術館の建築空間とのダイナミックな対話を試みる本展は、国内の美術館で開催される初の個展となります。繊細でエレガントな身振りで空間に介入し、変容させていく、ケリス・ウィン・エヴァンスの詩的な世界をお楽しみください。
●本展のみどころ
(1)近年の代表作 大型ネオン作品を国内初披露
ケリス・ウィン・エヴァンスによる大型ネオン作品群は、近年の作家の代名詞とも言うべきものです。白い光を放ちながら圧倒的なスケール感で空間に浮遊する、魔術的な魅力に満ちた作品をぜひお見逃しなく。
(2)国内の美術館では初の個展開催
日本国内では、グループ展やギャラリー、アートスペースでのみ紹介されてきたケリス・ウィン・エヴァンス。本展では、写真等を用いた平面作品から立体、音を発するモビール状の作品、そして代表作のネオン作品まで、作家の多岐にわたる制作をご紹介します。
(3)屋外でも展示を展開。豊かな自然の中に溶け込むネオン作品
美術館屋外の「森の遊歩道」内にも、幅約14mの大型ネオン作品を設置。箱根の手つかずの豊かな自然の中を散策しながら、作品をお楽しみいただけます。
●ケリス・ウィン・エヴァンス(Cerith Wyn Evans)プロフィール
1958年、ウェールズ、スラネリ生まれ。1984年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)卒業。ロンドン在住。近年の主な個展に、ピレリ・ハンガービコッカ(ミラノ、2019年)、テート・ブリテン(ロンドン、2017年)、サーペンタイン・サックラー・ギャラリー(ロンドン、2014年)など。主なグループ展に、ミュンスター彫刻プロジェクト(2017年)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2017年)、あいちトリエンナーレ(2010年)、横浜トリエンナーレ(2008年)他。
▽ケリス・ウィン・エヴァンス展 特設サイト
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