人工呼吸器・体外循環式人工肺(エクモ)操作技術向上プロジェクト クラウドファンディングで研究資金を募集

近畿大学

From: Digital PR Platform

2020-10-16 20:05




近畿大学(大阪府東大阪市)は、株式会社CAMPFIRE(東京都渋谷区)と提携し、クラウドファンディングを活用した外部研究資金調達に取り組んでいます。令和2年(2020年)10月16日(金)から、生物理工学部(和歌山県紀の川市)医用工学科医療機器学研究室が、新型コロナウイルスの治療でも注目される、人工呼吸器や体外循環式人工肺(ECMO:エクモ)などの医療機器の操作方法を効果的に学習するトレーニング・システムの構築をめざし、研究資金を募集します。




【本件のポイント】
● CAMPFIREと提携した、クラウドファンディングを活用し、研究資金を募集
● エクモの操作方法などを効果的に学習するトレーニング・システムの構築をめざす
● 新型コロナウイルスの治療でも注目されるエクモなどの医療機器を操作する臨床工学技士の育成および知名度向上をめざす



【本件の内容】
 新型コロナウイルス感染拡大によって、重症呼吸不全患者の治療に使用する人工呼吸器や体外循環式人工肺(エクモ)を国産で増産することが国から推奨されています。しかし、それらの医療機器は、操作方法などを熟知した医師、看護師、臨床工学技士らの人材が揃わないと運用できないため、機材があっても扱える人員がいなければ患者の急増に対応することができません。
 そこで、臨床現場の人員不足を補うための人材育成に向け、医療機器の操作方法を効果的に学習するトレーニング・システムの構築をめざし、クラウドファンディングによる研究資金の募集を行います。
 獲得した研究資金は、皮膚の触り心地や注射をしたときの血管への貫通感がリアルな模擬人体模型(穿刺パッド)の作製と、それを利用した注射やカテーテル操作の訓練、人工呼吸器や体外循環式人工肺(エクモ)の操作およびトラブル対処法が効率よく学べるトレーニング・システムの開発・構築に活用します。

【クラウドファンディングの概要】
プロジェクト:新型コロナウイルスと闘う「臨床工学技士」人工呼吸器&エクモ技術向上プロジェクト
       生物理工学部医用工学科医療機器学研究室(代表:講師 西手芳明)
URL: (リンク »)
募集期間:令和2年(2020年)10月16日(金)~12月18日(金)
目標金額:1,000,000円

【クラウドファンディングのリターン】
3,000円:(1) サンクスレター+(2)マスピタ(マスクの隙間を減らす補助アイテム)
5,000円:(1) サンクスレター+(2) マスピタ+(3)マスピタお手入れセット
10,000円:(1) サンクスレター+(2) マスピタ+(3) マスピタお手入れセット+研究室での穿刺トレーニング体験
30,000円:(1) サンクスレター+(2) マスピタ+(3) マスピタお手入れセット+(4)LEDスタンドライト+(5)研究室での穿刺&エクモトレーニング体験
50,000円:(1) サンクスレター+(2) マスピタ+(3) マスピタお手入れセット+(4)LEDスタンドライト+(5)研究室での穿刺&エクモトレーニング体験+LEDハンドライト


【臨床工学技士について】
 近畿大学生物理工学部医用工学科では、指定科目の単位を修得することで、臨床工学技士の国家試験の受験が可能となっており、毎年多数の合格者を輩出しています。臨床工学技士とは、生命維持管理装置の操作等を行う医療資格で、新型コロナウイルス感染症の治療でも注目される体外循環式人工肺(エクモ)などを操作することができる、医療機器のスペシャリストです。患者の状態に合わせて機器の調整を行い、装置トラブルにも対応するなど、適正な管理能力と高度な専門性が必要とされます。今回のクラウドファンディングを通じて、臨床工学技士の育成、スキルアップをめざすとともに、新型コロナウイルス感染症治療の最前線で活躍する臨床工学技士の知名度も向上できればと考えています。


▼本件に関する問い合わせ先
広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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