2020年DFAアワードの受賞者を発表 3名のデザイン・トレンドセッター、16名の若手デザイナー、 197の傑出したプロジェクトが優秀デザインの栄誉に輝く

香港デザインセンター

From: Digital PR Platform

2020-10-30 18:14


香港、中国 - Media OutReach - 2020年10月30日 - 2020年度DFAアワードの受賞者を謹んで発表いたします。3名のトレンドセッターが、DFAライフタイムアチーブメント賞(DFA LAA)、DFAデザインリーダーシップ賞(DFA DLA)、DFA世界優秀中華デザイナー賞(DFA WOCD)の3つの賞をそれぞれ受賞しました。また、DFAアジアデザイン賞(DFA DFAA)部門から197のプロジェクト、DFA香港ヤングデザインタレント賞(DFA HKYDTA)部門から16名の若き香港デザイナーが選ばれました。

香港特別行政区政府傘下の創意香港(CreateHK)をメインスポンサーとして香港デザインセンター( (リンク ») )(HKDC)が主催するDFAアワードは、社会におけるデザイナーの重要性を高めることを目指しています。また、デザインにおいて発揮されたリーダーシップ、そしてアジアの視点を世界に向けた優れたデザインやプロジェクトを称えるための賞でもあります。2005年からは将来性のある香港の新進デザイナーの表彰も行っています。

今年の表彰に寄せて、香港デザインセンターのエリック・イム(Eric C. Yim)会長は次のように述べています。「今年、私たちは世界的な困難に直面し、世界全体で一致団結して対応することが求められています。私たちは、デザインには世界がこの困難を乗り越え、新しい日常にうまく適応できるよう手助けする手段を提供する力があると確信しています。今年の受賞者は皆、デザイン業界におけるインフルエンサーであり、問題を解決し、私たちの生活を向上し、コミュニティを結びつけ、文化を維持することができるような人間味のあるデザインを創り出すべく革新を続けてきました。」

2020年DFAアワードプレスキットと高解像度写真については以下をご覧ください。 (リンク »)

今年のDFAアワードで最も名誉ある最優秀デザインの各賞を授与するにあたり、審査員は以下の3名のデザイン・トレンドセッターのデザイン業界への多大なる貢献を表彰します。

2020年DFAライフタイムアチーブメント賞(DFA LAA)


(リンク »)

ティム・ブラウン(Tim BROWN)氏
IDEO執行役会長

DFAライフタイムアチーブメント賞は、生涯を通じてデザイン業界に多大なる貢献を成した人物に対し、デザイン業界の高い敬意を表し称える賞です。ティム・ブラウン氏は、人間を中心に据えたデザイン主導アプローチを支持し、現代デザインを形作る手助けをしてきました。その功績が、世界中のプロデザイナーから高い評価を得ています。

2020年DFAデザインリーダーシップ賞(DFA DLA)


(リンク »)

フランク・ワン(Frank WANG)氏
DJI CEO兼創業者

DFAデザインリーダーシップ賞は、戦略的で革新的なデザインを活用して、成功を生み出し持続可能なビジネスを創出した世界的ビジネスリーダーを表彰します。今年の受賞者であるフランク・ワン氏は、世界最大の民間ドローンメーカー、DJIの創設者です。ワン氏は、強固な企業リーダーシップと、ビジネスにおけるデザインの卓越性との重要な関係を見事に実証してきました。

2020年DFA世界優秀中華デザイナー賞(DFA WOCD)


(リンク »)

スタンレー・ウォン(Stanley WONG) (anothermountainman)
84000 Communications創業者兼クリエイティブディレクター

DFA世界優秀中華デザイナー賞は、デザイン分野において傑出した業績をあげ、その作品で国際的な評価を得た中国人デザイナーを称える賞です。受賞者のスタンレー・ウォン氏は、香港文化を生かして数多くの印象的なコミュニケーションデザインを生み出すことに貢献しており、教育、制度、社会への関与を通じて、デザインの発展に全力を注いでいます。2004年から名高い国際グラフィック連盟(AGI)に加盟し、国際グラフィックデザイン業界で高い尊敬を集めており、香港のみならず海外でも若きデザイナーにとって、まさしく模範となる重要な人物です。

(各受賞者の詳細な経歴については別紙1をご覧ください。)

傑出したデザインの表彰:DFAアジアデザイン賞
DFAアジアデザイン賞は、香港デザインセンターの旗艦プログラムの一環として、アジアの美的感覚や文化を体現し、アジアにおけるデザイントレンドに広く刺激を与える傑出したデザインプロジェクトの評価を続けています。今年は、自由応募により20の国や地域から1,000を超える応募がありました。大賞12点、スペシャルメンション賞8点のほか部門賞177点を含む、総勢197名の受賞者が表彰されました。これらの賞は、主要4部門であるアパレル&アクセサリー、コミュニケーションデザイン、環境デザイン、プロダクト&工業デザインのプロジェクトや関係者を対象とし、23のカテゴリーに分かれています。(受賞者全員を掲載したリストについては、別紙2をご覧ください。)


(リンク »)


2020年は苦難に満ちた年であり、世界では変化を受け入れる準備が整っています。今年の異例な状況を受けて、人々と自然界との関係を再構築するための革新的なアイデアが登場し,
コミュニティをつなぎ、文化的持続性を育成しています。受賞したプロジェクトの中には、コミュニケーションデザインや環境デザインを通じて、自然とのつながりを取り戻すことを促進するものもあります。また、デザイン思考から離れることなく、社会問題、医療ニーズ、工業的ニーズなどに対するデザインやソリューションを提供するプロジェクトや、文化の独自性を称賛し、クロスメディアの表現を通して人々に文化を保護する大切さを思い出させようとするプロジェクトもあります。今年の受賞者は、アジアでプロジェクトを展開する世界中のデザインを専門とする企業から選出されています。最も受賞が多かったのは日本で61点の受賞があり、続いて中華人民共和国が48点、香港が21点を受賞しました。その他の受賞企業の所在地にはデンマーク、韓国、リトアニア、オランダ、シンガポール、台湾、タイ、アラブ首長国連邦などが含まれています。


クリエイティブな若手人材の育成:DFA香港ヤングデザインタレント賞
2005年からDFA香港ヤングデザインタレント賞は、海外で経験を積むことができる貴重な機会を提供することで、香港の新鋭デザイナーの育成を助成してきました。2020年の16名の受賞者は全員が、さまざまな分野で香港のクリエイティブ産業に新たな風を吹き込み貢献する、香港の35歳以下のデザイナーやデザイン学校卒業生です。アパレル&アクセサリー部門の受賞デザイナーは、海外の見識を香港のファッション業界にもたらし、グローバルに活躍する新鋭デザイナーです。コミュニケーションデザイン部門の受賞デザイナーは、活版印刷術、ビジュアルアイデンティティ、グラフィックデザイン、そしてストーリーデザインなどの新たなデザインコンセプトを深く掘り下げ、社会や商業界に貢献する作品を創り上げています。環境デザイン部門の受賞デザイナーは、革新的なデザインのアイデアによる、環境持続可能性の実現、建築プロジェクトの社会との関わり、伝統的な文化や価値観の維持について明確なビジョンを持っています。



(リンク »)


今年の受賞者のうち13名が最大500万香港ドルの助成金を受け、6カ月~12カ月の海外での実習や6カ月~18カ月の留学を行うことができます。創意香港、香港デザインインスティテュート(Hong Kong Design Institute)、香港理工大学設計学院(School of Design of the Hong Kong Polytechnic University)がスポンサーとなり、こうした若手デザイナーが世界有数のデザイン企業や教育施設でかけがえのない経験を得られる機会を提供しています。数年にわたり、DFA香港ヤングデザインタレント賞は100名を超える若手人材に財政支援を提供し、世界のデザイン業界について知見を得て、香港のクリエイティブビジネスのために経験豊富なデザインリーダーとして香港に帰還できるよう手助けをしています。(受賞者のリストについては別紙3をご覧ください。)

DFAアワードについて( (リンク ») )
DFA アワードは社会におけるデザイナーの役割を支え、アジアにおいて商業的な成功や大きなインパクトをもたらした優れたリーダーシップやデザインおよびプロジェクトを称えるために、2003年に香港デザインセンターによって創設されました。また、2005年からは将来性のある香港の新進デザイナーの表彰も行っています。主要5部門からなるDFAアワードは、アジアのデザイン賞として国際的な影響力を持つまでに成長しています。

香港デザインセンターについて ( (リンク ») )
香港デザインセンター( (リンク ») )(HKDC)は、香港特別行政区(HKSAR)政府が香港をアジアの優れたデザイン拠点として確立する上での戦略的パートナーとして、2001年に発足した非政府組織です。より幅広い分野におけるデザインの戦略的活用を促進すると同時に、デザイン思考によってビジネス価値を創出し、社会的幸福を高めることを使命として、香港をアジアにおける国際的デザインセンターとして進化させていくことを目指しています。

旗艦プログラムとして、2002年から毎年デザイン、イノベーション、ブランドに関してアジアをけん引する「ビジネス・オブ・デザイン・ウィーク(BODW)」を開催し、2003年に創設された「DFAアワード」はアジア的視点を持った優れたデザインを表彰する賞として国際的に幅広く認められています。また、2006年から始まった「ナレッジ・オブ・デザイン・ウィーク(KODW)」はデザインによって社会が直面する複雑な課題をいかに解消できるかを探ることをテーマに開催され、毎年、世界中からデザイン関係者が集結します。

さらに、2012年からデザイン・インキュベーション・プログラム、2016年からはファッション・インキュベーション・プログラムも運営しており、それぞれの分野の将来の起業家を育成する2年間の支援制度を提供しています。2016年からは、香港をアジアにおけるファッション業界とビジネス開発のハブ都市と位置付けるために、対話とインタラクションと文化交流を融合した新たな取り組み「ファッションアジア香港」もスタートしています。

Create Hong Kong(創意香港)について ( (リンク ») )
Create Hong Kong( (リンク ») )(創意香港)は2009年に香港特別行政区政府が設立したクリエイティブ専門機関で、商務経済発展局通信・クリエイティブ産業局の下で香港におけるクリエイティブ産業発展、振興の陣頭指揮を執っています。Create Hong Kongでは人材の育成、スタートアップの奨励、市場開拓を中心として戦略的な取り組みを展開し、香港がアジアのクリエイティブの中心都市に位置づけられるよう、環境整備を進めています。2011年からは香港デザインセンター主催の旗艦プログラムであるDFAアジアデザイン賞のメインスポンサーを務めるほか、香港のデザイン産業振興のためのさまざまなプロジェクトに携わっています。

Disclaimer: The Government of the Hong Kong Special Administrative Region provides funding support to the project only, and does not otherwise take part in the project. Any opinions, findings, conclusions or recommendations expressed in these materials/events (or by members of the project team) are those of the project organizers only and do not reflect the views of the Government of the Hong Kong Special Administrative Region, the Communications and Creative Industries Branch of the Commerce and Economic Development Bureau, Create Hong Kong, the CreateSmart Initiative Secretariat or the CreateSmart Initiative Vetting Committee.

本リリースはMention PR Consultants Ltd.が配信する香港デザインセンターのメディアリリースです。
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