大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。
武蔵野学芸専門学校高等課程(武蔵野市)では、高等課程での教育の中で「見る」「考える」「構成する」「表現する」ことの4つの思考力を学び、将来デザイナーとして、アーティストとして活躍する人材を育成している。今回の授業では「表現する」に位置づけしたアーティスト育成プログラム実施した。
授業は、武蔵野学芸専門学校 校長三上慎之介と佐藤美術館(新宿区)学芸部長 立島惠のナビゲーションによって行われた。メインナビゲーターの立島惠氏は佐藤美術館が主催する佐藤国際文化育英財団による奨学金プログラムによって多くの若手アーティストを見守ってきた人物だ。今回対談相手となった若手アーティスト本村綾も同様に奨学生だった作家である。立島恵が本村綾の作品との出会い、作品に魅了された経緯と対面まで、また本村綾の高校から大学時代、現在に至るまでの軌跡を通しながら、生徒が学校で学んだことが将来どのように活かされていくのかを知ることを目標にした授業だ。
多くの高校生は将来の具体的なイメージを持っていないことが多い。この具体的なイメージを持つために本校の特徴でもある現在活躍する多くのアーティスト、デザイナー、クリエイターの特別授業によって自分のイメージ像を明確にし、進学先である美術大学とのマッチングが成功できるような教育システムを作り上げている。
そして、今回特別授業に協力していただいた立島恵氏は本校に付属する「武蔵野学芸美術教育研究所」の所長も兼任している。この武蔵野学芸美術教育研究所は、昨今の美術教育の縮小傾向に対し、「美術の普及」と「美術教育の意義」を唱えて、2018 年3 月に発足いたした教育機関だ。 研究所では、立島惠氏をはじめとした多くの有識者、教員が参画し、美術、芸術教育を通じ、感性を育み個性を活かす教育を広く社会に普及させ、次世代の美術、芸術人材の育成と支援を目的として活動している。 もちろん、この研究所において武蔵野学芸専門学校高等課程カリキュラムや指導内容についても検討、協議している。本校の教育はこのような裏付けがあるからこそ優秀な人材育成を可能としているのだ。
立島惠
【経歴】
財団法人工芸学会・麻布美術工芸館勤務を経て
1990年佐藤美術館設立時より学芸員として運営に参加。
佐藤国際文化育英財団の奨学金プログラムの構築、
若い作家に対する支援活動、展覧会等を行い今日に至る。
【現在】
公益財団法人佐藤国際文化育英財団 理事
公益財団法人佐藤国際文化育英財団奨学金 選考委員
佐藤美術館 学芸部長
武蔵野学芸美術教育研究所 所長
学校法人杉並学院 評議員
日経日本画大賞 推薦委員
デビュー美術新人賞 選考委員
三菱商事アートゲートプログラム 選考委員
寺田アートアウォード 選考委員
美術の窓「お悩み解決 立島恵に聞け!」連載
他
本村 綾
【略歴】
1993年 東京生まれ
2017年 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
2019年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻版画研究分野修士課程修了
【入選・受賞歴】
2020年 HB Gallery File Competition Vol.30 大賞(日下潤一賞)
2019年 第14回 TAGBOAT AWARD 入選
2018年 第13回 藝大アートプラザ大賞 準大賞
2018年 第7回 FEI PRINT AWARD 入選
第6回 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2018 入選
2020年〜2014年 三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選
【展覧会】
2020年
HB File Competition Vol.30 日下潤一賞 本村 綾 個展「ニア・イコール」 (HB Gallery)
耀画廊若手作家シリーズVol.14 本村 綾 個展 (東京九段耀画廊)
2019年
ヤングアーティスト旋風 アート・アート・アート(松坂屋名古屋店)
たんざく展(伊勢丹新宿店 本館6階=アートギャラリー・銀座 新井画廊・松坂屋名古屋店)
美の舎企画グループショウ @Human (根津/Gallery美の舎)
版画'ART (松坂屋名古屋店 アンテナプラス・アート)
第14回 TAGBOAT AWARD 入選者グループ展 (世田谷ものづくり学校)
第42回、第43回 三菱商事アート・ゲート・プログラム作品展示 (丸の内)
2018年
第13回 藝大アートプラザ大賞展 (藝大アートプラザ)
ビーナスを綴じる (新宿 / アートコンプレックスセンター)
第6回 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2018 (多摩美術大学美術館)
第7回 FEI PRINT AWARD 入選作品展(横浜)
G7 - 第10回東京藝大版画7人展 (池袋 / 京都 / 神楽岡)
第41回、第39回、第38回 三菱商事アート・ゲート・プログラム作品展示 (丸の内 )
2018 NEW YEAR space 2*3 取り扱い作家小品展(日本橋 / space2*3)
他
▼本件に関する問い合わせ先
事務局
井上朋子
住所:東京都武蔵野市中町1-27-2
TEL:0422-50-1177
FAX:0422-50-1180
メール:info@musagei.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。