【広州(中国)2020年11月21日新華社=共同通信JBN】Understanding China Conference
2020が20日、中国南部の広東省広州市で始まった。このイベントでは多面的で徹底的な討
論が行われ、中国と世界の相互理解を深める。
主催者によると、「Huge Shake-up, Big Test, Great Cooperation -- China's New Journey toward Modernization and Building a Community of a Shared Future for Humanity(大改革、大きな試験、偉大な協力-人間的に未来を共有する近代化とコミュニティーの構築に向かう中国の新たな旅路)」をテーマに、このイベントは3日間にわたって開催され、600人を超える有力政治家、戦略家、学者、起業家と共に、国際組織の代表者たちを引き付けた。
同時並行で3日間にわたるセッションも開催され、中国の新たな発展様式、安全、世界的ガバナンス、経済回復といった10のトピックに関し、参加者はオンラインとオフラインでその討議、セミナー、そしてフォーラムに出席した。COVID-19の影響と反グローバリズムに世界が協力して対処する上で、こうした考え方の交流は重要なインプットである。
このイベントは中国の政治、経済、社会、文化、環境保護の開発へのアプローチについて示唆に富んだ解釈を提供し、近代的な社会主義国家を完全に建設するための中国の新たな旅路における胸躍るような展望を描き、人類が未来を共有するコミュニティーへの同国の取り組みの善意を適切なタイミングと効果的な方法で伝え、中国の精神、英知、解決策を世界と共有すると信じられており、それには正当な理由がある。
China Institute for Innovation & Development Strategyの副会長、Li Junru氏は会議に先立って行われた記者会見で、中国に大きな試練をもたらし、世界を大きく変えたCOVID-19パンデミックの中でこの会議は開催されていると述べた。
ゲストたちは過去40年間の「改革開放」政策における中国の人々の成果について見解を共有し、コメントした。
China Institute for Innovation & Development Strategyの会長、Zheng Bijian氏は「中国は国連産業分類リストで示されている産業カテゴリーの全てを持つ、世界で唯一の国である」と述べた。
Zheng氏は「中国政府は、その門戸をさらに開くことを強く決意している。これは高レベルの開放により、産業チェーンとサプライチェーンを安定させ、その発展を加速することに貢献した」と述べた。
中国は開放、互恵的協力、改革とイノベーションへのコミットメントを維持しており、それは輸入と輸出の増加、外国からの投資の利用増、海外投資の秩序ある発展、世界的な労働部門への一層の参加、外国からの投資への市場アクセス自由化の継続、自由貿易区の開発加速、他の14カ国と東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に署名したこと、外商投資法の公布、中国国際輸入博覧会の開催といったことに、はっきりと見て取れる。中国は多くの大規模な措置を拡大している。それは開放を拡大し、「中国の開放は決して閉ざされず、依然として大きく開いている」との厳粛な誓約に符合するものである。これにより、中国は自身の開発を実現しつつ、全ての国に向け、市場、投資、成長におけるさらに多くのチャンスをもたらす。
講演者たちは開会式で、将来の発展と国際協力についての見解も共有した。
英国のゴードン・ブラウン元首相は「国際関係で最も重要な論点は、はたしてわれわれが将来の協力の基礎を見いだし、『1つの世界に2つの体制』の未来に陥ることを防げるかどうかである」と述べ、責任ある協力が唯一の解決策であると付言した。
Understanding China Conferenceは2013年に開始され、世界が中国の発展を理解するプラットフォームとして機能している。
今年でこの会議は5回目を迎え、広州では2回目の開催となった。
ソース:The China Institute for Innovation & Development Strategy
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