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【バーウィン(米ペンシルベニア州)2020年12月2日PR Newswire=共同通信JBN】
*新施設により各市場向けの持続可能性に優れた素材のイノベーションサイクルの短縮を可能に
世界的素材ソリューション事業者でプラスチック、ラテックスバインダー、合成ゴムのメーカーであるTrinseo(トリンセオ)(NYSE: TSE)( (リンク ») )は2日、台湾の新竹で熱可塑性エラストマー(TPE)パイロット施設の開設を発表した。新パイロット施設はTrinseoの広範なTPE成長戦略の大きな1歩で、同社の主力のバイオプラスチック・ポートフォリオとともに、アジア太平洋地域の重要顧客向けに特注設計のTPEと熱可塑性ウレタン(TPU)を地元で生産できるようになる。
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最先端のパイロット施設は新竹の既存のTrinseo工場敷地に建設され、自動車、家電、履物、医療各市場の顧客との緊密な協力で持続可能な先端素材のイノベーションサイクルを短縮することができる。これは、持続可能なソフトタッチプラスチックの設計・生産で業界を主導するイタリア・ムソレンテにある同社の主要TPE開発センターを補完する。
新しい新竹プラントは世界的な新型コロナウイルス大流行中に最先端施設を建設するという難関にもかかわらず、予定通りに立ち上がった。この開設で、Trinseoは最も困難な環境で3地域にわたる開発プロジェクトの1万5000超の安全時間を記録した。
TrinseoのFrancesca Reverberi副社長(特注素材・合成ゴム担当)は「アジア太平洋の顧客の近くで特注TPE・TPUのパイロット施設を立ち上げられて非常に喜んでいる。パイロットプラントは、Trinseoが遠隔医療の成長や医療と家電の一体化などの大きな流れによってもたらされたTPEの需要増大に対応できる可能性のあるプラットフォームを提供する。これらの傾向は、ソフトタッチ素材とバイオベースのプラスチックの利用増大によるさらに使い勝手の良い持続可能な機器の需要をもたらす」と述べた。
パイロットプラントは、10年内にTrinseoのポートフォリオの40%を持続可能な方法で調達した材料で生産すると明示した同社の2030年持続可能性目標の達成に役立つ重要な役割を果たすだろう。Trinseoのバイオベースと生分解性のTPE・TPU素材は同社の環境に負担を掛けないポートフォリオの大きな部分を成し、パイロット施設はこれらのソリューションの採用と開発を加速するとみられる。
新竹のプラントはすでに、使用済み再利用プラスチックで作られる最高クラスの樹脂の混合によってTrinseoの持続可能性目標を支えている。さらに、同プラントによって、Trinseoは持続可能性を非常に重視する家電、履物、医療、自動車用のTPE、電気製品・器具の顧客に対する真のソリューション供給事業者に進化し続けることができるだろう。
▽Trinseoについて
Trinseo(NYSE:TSE)は世界的な素材ソリューション事業者、プラスチック、ラテックスバインダー、合成ゴムのメーカーで、われわれの日常生活に本来備わる革新的、持続可能な価値を生み出す商品の提供を重視している。Trinseoは同じ考えの利害関係者と協力し、自動車、家電、電気製品、医療機器、包装、フットウエア、カーペット、紙・板紙、建築・建設、タイヤなどの広範なエンドマーケットの顧客の持続可能性目標を支援することによって、社会に建設的な影響をもたらすことに献身している。2019年の純売上高は約38億ドルで、世界で2700人を雇用している。詳細はwww.trinseo.com (リンク ») を参照。
ソース: Trinseo
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(画像説明: Trinseoが台湾の新竹で熱可塑性エラストマー新パイロット施設を立ち上げ)
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