追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)は、2018年の学院創立130周年を機に新教育コンセプト「WIL(Work-Is-Learning)」を発表。授業や学内外で実施されるさまざまな活動を「WILプログラム」として展開するなど、具体的な教育活動に反映させている。今年度からは、その実践例を大学公式ホームページで発信する取り組みを始めた。
追手門学院大学は入試志願者数が8年連続増加し、AERA MOOK進学「大学ランキング 2021」(朝日新聞出版)においては学長からの評価ランキング(教育面で注目)関西私大6位/全国27位にランクインするなど注目を集めている。同大ではこの要因の一つに、新教育コンセプト「WIL」による学生の主体的な学びを促す教学改革の進展を挙げている。
WIL(Work-Is-Learning/行動して学び、学びながら行動する)は、主体的に学び協働して問題解決にあたる追手門学院独自の学修スタイル。行動(Work)を通じて学修(Learning)を行い、同時にそれを即実践に反映する経験の蓄積を図ることで「生涯にわたって学び続けられる力の育成」を目指すものである。
大学で展開する WIL は「追大 WIL(おいだいウイル)」と呼び、教育理念に基づく「社会有為」「協働性」「発信性」の3つの要素を満たす正課科目を「WIL プログラム」として登録して内容を見える化。将来的には、正課外での教育的実践についても、3つの要素に加え「時間」「指導」「記録」「評価」という4つの条件をクリアすれば、 WIL を具現化した取り組みとしてWIL プログラムに認定する。
これに基づいて2020年度はまず正課科目を対象とし、6学部全てと基盤教育機構から合わせて 57の科目をWIL プログラムに登録した。
今年度からはホームページでこのWIL プログラムの特徴と具体的な実践例を掲載する取り組みをスタート。またWILの成果として関連のあるSDGssのテーマも合わせて紹介している。
次年度以降は、クラブや授業科目も異なる学生が主体となった正課外での取り組みを、3要素と 4条件をもとにWILプログラムとして認定していく。
正課外であっても教育プログラムとして認定し、奨励していくことは同大独自の取り組みであり、同大では今後「追大といえば WIL プログラム」と認知してもらえるよう努めていくとしている。
◆「WIL プログラム」実践例
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(参考)
追手門学院大学の入試志願者数が8年連続増加 -- 一般入試の連続増加年数では関西唯一の全国ベスト5入り(2020.04.07)
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追手門学院 広報課
谷ノ内・仲西
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