2021年2月25日
富士ゼロックス株式会社
富士ゼロックスアジアパシフィック<注1>(本社:シンガポール、社長&CEO阪本 雅司)は、富士ゼロックスのプロダクションプリンターならびに富士フイルムのインクジェットプリンターによるデジタル印刷作品を評価するコンテスト「Innovation Print Awards (リンク ») (イノベーション・プリント・アワード、以下、IPA)」を開催し、2020年度入賞作品を発表。日本からは史上最多の7作品が入賞を果たしました。
IPAは、2008年からアジア・パシフィック地域で開催してきたPIXI(Printing Innovation with Xerox Imaging)アワードを、本年度より名称を新たに開催したものです。また今回から、これまでの富士ゼロックスのプロダクションプリンターに加えて、富士フイルムの「Jet Pressシリーズ」と「Acuityシリーズ」による作品も応募対象としました。
審査は、印刷やグラフィックデザインなど各分野の識者で構成される第三者委員会によって行われ、作品の品質、デジタル印刷技術の活用、革新性、ビジネス有効性、全体的な美しさといった基準に基づいて入賞作品を決定します。応募作品がアジア・パシフィック地域で開催される印刷関連のイベントや展示会などで紹介されるため、応募者である印刷会社やデザイン会社は、自身の技術・発想力を国際的にアピールする機会を数多く得ることができます。
通算で13回目を迎えた本年度は、アジア・パシフィックの12の国と地域から242の応募があり、その中の27作品が入賞しました。このうち、CMYKトナーに加えて最大2色の特殊トナーを使用することができる1パス6色エンジンを搭載したIridesse Production Pressを使用したものが18作品に上りました。最優秀賞に選出されたオーストラリアのThe Print Department社の「デジタル印刷ガイド」もその一つです。
アジア全域で行われる唯一の印刷品質コンテスト「Asian Print Awards」の会長も務める審査員長のポール・キャラハン氏は、「ゴールド、シルバー、メタリックカラーといった特殊色によって新たな付加価値を創出し、印刷物としての差別化が図られた作品は、どれも大変素晴らしい。特殊色の活用に関する革新的アイデアは、今後数年間における審査ポイントになると確信しています。間違いなく印刷市場へ一石を投じるでしょう。」と、コメントしています。
なお、日本の入賞作品は、富士ゼロックスのショウルーム「グラフィック コミュニケーション サービス東京(東京都中野区本町二丁目46-1中野坂上サンブライトツイン16F)」、および各地域で開催されるイベントで展示されます。
富士ゼロックスは引き続きデジタルプリントによる、より良いコミュニケーションの具現化に貢献してまいります。
注1:富士ゼロックス株式会社のアジア・パシフィック地域における営業・マーケティング活動を統括する関連会社
■最優秀賞に選出された作品
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The Print Department社(オーストラリア)
■日本から入賞を果たした7作品
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森美術館「六本木クロッシング2019展:つないでみる」公式図録 atelier gray/株式会社加藤文明社印刷所(東京都千代田区)
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NEOTOKYOZINEプロジェクト 有限会社アートビートパブリッシャーズ(東京都渋谷区)
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KATANA美術工芸品カタログ 株式会社クロスメディア(鹿児島県鹿児島市)
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国内外向け日本伝統のお土産 株式会社谷口松雄堂(京都府京都市)
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折り鶴~つるのひとこえ~ 昌栄印刷株式会社(大阪府大阪市)
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救缶鳥プロジェクト 株式会社パン・アキモト(栃木県那須塩原市)
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屏風絵~若き才能を集結~(産学連携作品) 昌栄印刷株式会社(大阪府大阪市)
お知らせ:2021年4月1日から、富士ゼロックス株式会社は社名を「富士フイルムビジネスイノベーション株式会社」に変更いたします。
・Xerox、Xeroxロゴ、およびFuji Xeroxロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。
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