【キングスポート(米テネシー州)2021年5月18日PR Newswire=共同通信JBN】
*熱伝達流体Therminol(R)、Marlotherm(R)のメーカーが人工知能を活用して流体の平均余命を延伸
グローバルな特殊素材プロバイダー、イーストマン(Eastman)( (リンク ») )(NYSE: EMN)は、熱伝達流体の性能を最適化するための予測的知見をエンジニアや作業管理者に提供する特許出願中の画期的新製品Fluid Genius( (リンク ») )を発表した。
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Fluid Geniusは、市場にとってユニークで、人工知能とイーストマンの半世紀にわたる専門知識を組み合わせ、無数のシステムに使われている熱伝達流体のライフサイクルを監視し、最大化する。
イーストマンのAldo Noseda副社長兼最高情報責任者は「イーストマンは、Fluid Geniusでデジタルサービスを市場に提供するジャーニーを続ける。このソリューションは、高度な分析とイーストマンの数十年に及ぶ熱伝達流体経験を組み合わせ、使いやすいデジタルプラットフォームを作成し、顧客が熱伝達システムの運用に自信を持ち、メンテナンスを積極的に計画するのをサポートする」と語った。
Fluid Geniusは、流体の平均余命を予測し、コストのかかる計画外のシャットダウンを回避しつつ、最善の延命方法をアドバイスできる。このテクノロジーは、メンテナンスを積極的に計画するための将来を見据えた知見を明らかにする、顧客の流体テスト結果への容易なアクセスを提供する。Fluid Geniusは、事実上全ての有機熱伝達流体システムで機能する。
イーストマンの熱伝達流体専門家が生み出したFluid Geniusは、石油・ガス、化学薬品、ポリマー加工などあらゆる加工産業のプラント保守エンジニアや運用管理者が使用できるよう設計されており、10カ国語で利用できる。
Fluid Geniusは、独自の流体概況評価基準である流体状態スコアを用いて、積極的な流体保守を可能にする。この技術は、通知や流体トレンドのほか、システムベント、不活性ガスブランケットシステムの導入・検査、流体の交換、副流ろ過の実装、汚染の可能性の警告など、重要なアクションアイテムに関するカスタマイズされた勧告も生成する。
イーストマンのSharon Dunn熱伝達流体事業販売部長は「Fluid Geniusが生成する流体状態スコアとカスタマイズ勧告、およびログ機能により、顧客は自社の熱伝達流体システムの性能と保守を最適化し、今日のクラス最高の信頼性プログラムをサポートすることができる」と語った。
イーストマンのTherminol(R)( (リンク ») )およびMarlotherm(R)( (リンク ») )ブランドは、世界で最も売れている合成熱伝達流体で、世界中の1万5000を超えるシステムで使用されている。Fluid Geniusは、これらの流体ならびに非イーストマンブランドにも使えるよう設計されている。
イーストマンは、Fluid Geniusの発売に合わせて、同社のTLC Total Lifecycle Care(R)( (リンク ») )プログラムの一環として、更新されて使いやすいサンプルキットと自動フルフィルメントを開発した。TLCには、稼働中の熱伝達流体のサンプル分析、システム設計サポート、運用研修、安全意識研修、起動支援、および流体のフラッシュと補充が含まれている。
▽イーストマンについて
1920年創業のイーストマン(Eastman)は、人々が日常的に使用するアイテムに含まれる幅広い製品を製造するグローバルな特殊素材企業である。イーストマンは、物質面で生活の質を向上させることを目指し、安全性と持続可能性への取り組みを維持するとともに、顧客と協力して革新的な製品、ソリューションを提供している。同社のイノベーション主導の成長モデルは、世界クラスのテクノロジープラットフォーム、徹底した顧客エンゲージメント、差別化されたアプリケーション開発を活用し、輸送、建築・建設、消耗品などの魅力的な最終市場で主導的地位を拡大している。イーストマンは、世界的に包括的かつ多様な企業として、世界中で約1万4500人を雇用、100カ国以上の顧客にサービスを提供している。同社の2020年の売上高は約85億ドルで、本社は米テネシー州キングスポートにある。詳細については、eastman.com( (リンク ») )を参照。
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ソース:Eastman
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