クラウド型業務・経営管理システム「board」におけるセキュリティ対策として、 クラウド型WAF「Scutum」を採用

SSTがサービス提供するクラウド型WAFサービス「Scutum」が、クラウド型業務・経営管理システム「board」に導入されました。

株式会社セキュアスカイ・テクノロジー

2021-05-27 11:00

株式会社セキュアスカイ・テクノロジー(本社:東京都千代田区 代表取締役 大木 元 以下、SST)は、ヴェルク株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役 田向 祐介 以下、ヴェルク)が運営しているクラウド型業務・経営管理システム「board」に導入されたクラウド型WAFサービス「Scutum(スキュータム)」の導入事例を2021年5月27日に公開します。

SSTではWebサイトでビジネスを行う企業・団体に対し、クラウド型WAFサービス「Scutum(スキュータム)」の提供を通して、より一層の安全なWebサイト運営に貢献して参ります。

● 導入事例記事のURL
(リンク »)


● 導入背景/導入理由
「board」はバックオフィス業務とその周辺業務を効率化するツールで、利用される企業・個人の売り上げ数値や顧客情報も扱うため、セキュリティを気にされる方は当然多いです。加えて、サービス提供を開始した当時(2014年)はクラウド(SaaS)で業務を行うこと自体がまだ一般的ではなかったこともあり、クラウド(SaaS)に対する心理的障壁が想定されました。その不安を抑えるためにも、情報漏えいやサイバー攻撃対策をしっかり行っていると公言できるように、セキュリティ対策は初期から重要視しており、バグとして脆弱性が発生しやすいアプリケーションレイヤーを最初に対策すべきと考え、WAFの導入を検討しました。


● 導入効果
WAFの性質上、誤検知はどうしても発生するだろうとは思っていましたが、実際のところScutumを導入してからの6年間で数回程度で、それもすべてScutumの問題ではありませんでした。また、主要なフレームワークの大きな脆弱性のようなものは自社でもすぐ対応していますが、「Scutum」でもすぐにブロック対応をしてくれています。予期せぬ新たな脆弱性に対しても安心感が得られるのは、とても心強いです。


● ヴェルク株式会社について
2010年12月に創業し、当初はiOSアプリの自社開発やシステムの受託開発を中心に行っていたが、2014年8月にクラウド型業務・経営管理システム「board」をリリース。有料継続率は99%を超え、現在では有料登録数が3,400社を突破するまでに成長を遂げる。Webアプリケーションの受託開発やBigQuery・Tableauを使ったデータ分析やAWS導入などの技術支援を行っているほか、2020年11月からは大阪大学 高等教育・入試研究開発センターと共同研究を開始するなど、活動の幅を広げている。

ヴェルク株式会社: (リンク »)

●「board」とは
「board」は、見積書・請求書作成はもちろん、営業管理・支払管理・売上見込の把握・キャッシュフロー予測など、中小企業の業務・経営を一元管理・効率化できるようなサービスです。一般的な請求書作成サービスと中堅向け業務システム・ERPの中間に位置するようなシステムで、請求書作成サービスでは業務管理・経営管理が不十分だが、中堅向け業務システム・ERPだと価格帯が高すぎて手が出しにくいという中小企業に最適です。

board: (リンク »)

● クラウド型WAFサービス「Scutum(スキュータム)」について
インターネット上で「盾」となって、Webサイトを不正アクセス(攻撃)から守るセキュリティサービスです。お任せ運用・低コストでかつ余計な自前の設備を一切持つことなく、より安全なWebサービスの提供を実現します。


Scutumは、国内クラウド型(SaaS型)WAF市場におけるシェア1位を連続10年獲得しています(*)。今後もクラウド型WAFの国内トップブランドとしてWebサイトの安全性向上に寄与して参ります。

クラウド型WAFサービス「Scutum(スキュータム)」: (リンク »)

(*)出典ミック経済研究所刊『情報セキュリティマネージド型・クラウド型サービス市場の現状と展望2020 年度版』のクラウド型WAFサービス<発刊日2020年3月19日( (リンク ») )>
(*)2010年度から2019年度の実績( (リンク ») )

用語解説

WAFとは?: (リンク »)

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