美術部1・2・3年生23名を対象とした講座は10時00分~15時に開催します。この講座では藤島悟志教授(高専)と国際高専OBで金沢工業大学4年の廣瀬裕也さんが講師を務めます。廣瀬さんは遠隔授業システムZOOMを利用して高校生に人工知能などの技術でベースとなっているデータサイエンスについて説明します。なお、廣瀬さんは2020年9月から2021年2月にかけて野々市市および白山市の全小学校の3年生(約1,600名)を対象にしたシールプログラミング講座(約60回)でZOOMを利用しての講師を担当しており、ZOOM利用下での講師経験は豊富です。 また、当該プロジェクトの南出章幸教授(高専)と竹俣一也教授(大学)が現地でサポート役を務めます。
講座(午前)はデータサイエンスとAI技術(機械学習)についての説明と、紙面上での機械学習演習を行います。PCだけの演習では仕組みがブラックボックス化されてしまい、単にAIを使った経験で終わってしまいます。高等学校で学ぶ数学の知識で理解できる機械学習演習に手作業で取り組むことで、機械学習の理解を深めてもらいます。講座(午後)はPCを使った機械学習体験を行います。ニューラルネットワークの動作イメージを掴む演習と画像認識体験を予定しています。画像認識体験ではデータサイエンスとして重要なデータセットに注目した演習を行います。データセットの質による認識精度の違いから、機械学習のより深い理解につなげます。
サイエンス・コミュニケーションプロジェクトは「データサイエンスを学ぶ仲間づくり」のために、地域の中学生・高校生を対象にPCによる演習を含む実践講座を実践しています。
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