医療情報の一元化を推進するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之)は11日、人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHR(パーソナルヘルスレコード)のWebサービス「カルテコ」※ の利用者が、日頃の健康管理や療養環境を向上させるためにどのようにPHRを活用しているかなどを紹介する無料のウエブセミナーを開催しました。PHRの活用事例を紹介する「わたしとカルテコ」では、糖尿病の自己管理に「カルテコ」を活用し、食事や運動で体重をコントロールした結果、体重を25kg減少させることに成功し、健康を取り戻すことができた「カルテコ」利用者が、その活用方法について紹介するなどしました。
※「カルテコ」は、患者が医療機関を受診した際の診療記録(傷病名、血液検査などの結果、診療中に使われた薬、処方された薬、処置・手術など)や検査画像、健診結果をWeb上に保管し、パソコンやスマートフォンなどでいつでもどこでも閲覧できるPHRサービスです。当社が2015年6月にリリースし、現在、全国で約3万1千人が利用しています。
【セミナーのサマリー】
■開催日時・場所 : 2021年6月11日(金)12:10-12:40
■開催場所 : オンライン(Zoom)
■「コロナワクチン接種をめぐる情報の見極め」
東京大学医科学研究所 ワクチン科学分野 石井 健 教授
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ワクチン接種に関して、情報過多となっている中、情報をどのように見極めればいいか、正しい情報を整理しながらお話いただきました。また、ワクチンを適切に接種するために、いつ、どのようなワクチンを接種したか、副反応の有無といったワクチン接種記録を自分で持ち、管理することの重要性が示されました。
■「患者さんと、ともに生きる」
社会福祉法人賛育会 賛育会病院 高本 眞一 院長
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患者さんと医師が一緒に目指すのは、本当に患者さんのためになる医療で、その実現のためには、患者さんが医師と対等な関係であるという意識を持つこと、そして、患者さんと医師が、互いに持っている情報を共有し、理解し合うことが重要であるとお話いただきました。
■PHR活用事例 「わたしとカルテコ」 紹介
総合大雄会病院(愛知県一宮市)に勤務する野村敬二事務長は、2019年4月から受けている糖尿病治療において、「カルテコ」を積極的に活用。「カルテコ」に記録されている血糖値などの検査結果を強く意識し、推移を見て、ご自身の病状を管理しています。食事や運動で体重をコントロールし、体重を25kg減少することに成功した野村事務長は、「糖尿病を克服し、健康を取り戻した」と話しました。
★この日のセミナーの内容は、当社ウェブサイトでご覧いただけます。
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