「Microchip社のZL3073x/63x/64xネットワーク同期プラットフォーム( (リンク ») )は高度な計測、校正、調整機能を実装する事で、ネットワーク機器の時間誤差を大幅に低減し、最も厳しい5G要件を満たします」とMicrochip社タイミングおよびコミュニケーションズ部門副社長のRami Kanamaは述べています。「必要なチャンネル密度を実装するための独自の柔軟なアーキテクチャと高性能低ジッタ シンセサイザが5G RAN (Radio Access Network)のタイミングカード、ラインカード、RU (Radio Unit)、CU (Centralized Unit)、DU (Distributed Unit)の設計を容易にします。」
Microchip社独自の計測、校正、調整機能を使うと、ITU-T (International Telecommunication Union - Telecommunication)規格G.8273.2 Class C (|TE| 30ns以下)と新たなClass D (|TEL| 5ns以下)の時間誤差要件を満たす5Gシステムを開発できます。本アーキテクチャはコンパクトな9 x 9 mmのパッケージと0.9 Wの消費電力で最大5本のDPLL(デジタル位相ロックループ) チャンネル、占有基板面積の削減、消費電力とシステム複雑さの低減を実現しています。
5つの超低ジッタ シンセサイザを備えた本プラットフォームを使うと、最新の5G RU、DU、CUシステムの高速インターフェイスに必要な100 fsの実効(rms)ジッタ性能を実現できます。
Microchip社のネットワーク同期プラットフォーム ソフトウェアにはZLS30730高性能アルゴリズムとZLS30390 IEEE 1588-2008プロトコル エンジンが含まれます。どちらも、高精度タイミング機能を必要とする3G、4G、5Gネットワークで幅広く使われています。
Microchip社のZL3073x/63x/64xネットワーク同期プラットフォームは、OX-601 OCXO( (リンク ») )(恒温槽型水晶振動子オシレータ)等の高精度5Gオシレータ ファミリとシームレスに結合し、5Gネットワーク事業者にトータルシステム ソリューションを提供します。
クロック生成、ファンアウト バッファ、ジッタ減衰器ソリューション、水晶振動子、MEMSオシレータを含む幅広いタイミングおよびクロック ソリューション ポートフォリオに加え、Microchip社はEthernet PHY(物理層)デバイスファミリも提供しています。
開発ツール
Microchip社はGUI(グラフィカル ユーザ インターフェイス) ソフトウェア、評価用ボード、アプリケーション ノート、その他設計サポートツールを提供しています。
在庫/供給状況
Microchip社のZL3073x/63x/64xネットワーク同期プラットフォームは本日より量産受注を開始いたします。IEEE 1588 PTPと同期アルゴリズム ソフトウェア モジュールは、ライセンス条件に基づいてダウンロードで提供いたします。
詳細はMicrochip社または正規代理店にお問い合わせください。
リソース
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Microchip Technology社について
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で120,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト( (リンク ») )をご覧ください。
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Daphne Yuen (Microchip社): daphne.yuen@microchip.com
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