AIによる画像認識で、コロナ禍ののと鉄道利用実態の把握を目指し、穴水駅にカメラを設置

学校法人金沢工業大学 国際高等専門学校

From: 共同通信PRワイヤー

2021-08-03 16:47

8月5日(木)15時30分より、のと鉄道七尾線の穴水駅に乗降客カウントシステム用のカメラ6台を設置

2021年8月3日
学校法人金沢工業大学 国際高等専門学校

国際高専グルーバルイノベータプロジェクト(学生9名、指導教員:袖美樹子 国際高等専門学校 准教授)では、このたび8月5日(木)15時30分より、のと鉄道七尾線の穴水駅に乗降客カウントシステム用のカメラ6台を設置します。
プロジェクトでは、撮影した画像を用いてAIで乗降客カウントするエッジコンピューティングシステムを構築し夏休み期間の乗降客数調査を行います。今後のと鉄道の各駅に同様のシステムを構築し、観光客の動線解析を行い、この解析結果を元にのとを堪能できる観光の提案も目指します。
のと鉄道と穴水町役場への今年度の報告は2022年2月を予定しています。

なおこのたびの取り組みは、新型コロナウイルス感染症に対する万全な感染防止対策を行い、実施します。

【取り組みの概要】
のと鉄道では、例年対面での利用状況調査を行ってきましたが、接触を伴う手法のため、昨年度はコロナ禍の中、調査を行うことができませんでした。
のと鉄道は能登半島の交通の要であり、なくてはならない交通機関であり、利用状況調査は今後の利用促進策の検討等に活用する上で無くてはならない調査となります。

このたびの取り組みは、国際高等専門学校が得意とするAIを用いた人流調査の一環で工学技術を用いて非接触での利用状況調査システムを構築し、地域への貢献を目指すものです。

具体的には、のと鉄道の終着駅である穴水駅の各乗車口の計6か所にカメラを設置し、撮影した画像をAIを用いて乗降客カウントするエッジコンピューティングシステムを構築します。実証実験は数回実施し、得られた結果をもとに観光客の動線解析を行い、のと鉄道、穴水町役場に報告し、のとを堪能できる観光の提案も目指します。

 
当プロジェクトは公益社団法人 大学コンソーシアム石川の「2021年度地域課題研究ゼミナール支援事業」に選定された「コロナ禍におけるのと鉄道利用実態の把握」(地域課題発掘枠)として実施されます。
  

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

  2. セキュリティ

    「脱VPN」で実現するゼロトラストセキュリティ!VPNの課題を解消し、安全なリモートアクセスを確立

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  5. セキュリティ

    ソフトバンクロボティクスが、グローバル規模で安全かつ効率的にiPhoneのBYODを実現できた理由

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]