日本獣医生命科学大学(東京都武蔵野市)応用生命科学部食品科学科の戸塚護教授が共著者となっている論文「Immunomodulation by food:impact on gut immunity and immune cell function(食品による免疫制御:腸管免疫および免疫細胞機能に対する作用)」がこのたび、公益社団法人日本農芸化学会の「2020年BBB Most-cited Review Award」を受賞した。
公益社団法人日本農芸化学会では、学会の英文誌として『Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry』(BBB)を発行している。同誌には動物、植物、微生物が示す生命現象、およびこれらの生物が生産するものの化学構造や機能、そしてこれらに関連する事柄を化学的、生物学的に解析した優れた論文を掲載。基礎から応用まで、同会が包含する多種多様な研究領域から生み出される優れた成果を広く世界に発信している。
「2020年BBB Most-cited Review Award」は、2018年および2019年に同誌に公表された総説のうち、2021年1月までに最も多く引用された論文に対して与えられるもの。戸塚教授らの論文は、食品成分が腸管免疫や免疫細胞の機能を制御する働きについて解説したものであり、これまでに32回引用されている。
■論文情報
[タイトル]
Immunomodulation by food: impact on gut immunity and immune cell function
[著 者]
Satoshi Hachimura, Mamoru Totsuka & Akira Hosono
[掲載サイト]
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■戸塚護教授
[研究キーワード]
プロバイオティクス、腸管上皮細胞、食品免疫学、機能性食品、アレルギー、腸管免疫、Allergy、Gut Associated Lymphoid Tissues
[研究分野]
ライフサイエンス、免疫学、食品学
[研究者情報]
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●公益社団法人日本農芸化学会
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