AssembrixがパートナーであるEOS、BEAMIT、3T Additive Manufacturing、Boeingとの共同研究により、大陸横断分散型AM技術を開発

Assembrix

From: 共同通信PRワイヤー

2021-09-02 10:55

AsiaNet 91410

2021年9月1日、イスラエル、テルアビブ/PRNewswire/ -- Assembrix  (リンク ») ( (リンク ») )はBoeing (リンク ») ( (リンク ») )、EOS (リンク ») ( (リンク ») )、3T Additive Manufacturing  (リンク ») ( (リンク ») )、BEAMIT (リンク ») ( (リンク ») )との共同により、陸横断分散型AM技術(Additive manufactuing)の開発に成功しました。この技術はEOS 3Dプリンターに直接リモート接続され、完全制御が可能な3Dプリンターソリューションです。

Assembrixのデジタルプラットフォームは3D印刷技術を仮想化し、シンプルで安全かつ効率的な生産プロセスを可能にします。また、初期モデルから検証済みのものまでAM技術スレッドの全体を監視します。

パートナー企業のデモンストレーションは、世界中の企業で使われる安全で透明性の高い21世紀の分散型AM技術サプライチェーンへの大きな一歩となります。このソリューションはBoeingのテクノロジー、Assembrixの仮想生産システム(VMS: Virtual Manufacturing System)プラットフォーム、ブロックチェーン、EOS産業3D印刷技術とのシームレスな連携を組み込んでいます。

デモンストレーションは完全にデジタル化され、グローバルに分散された機能を搭載したAMモデルの実行可能性を証明します:

・安全な生産 – ジョブは完全に保護されたIPと監査可能なトランザクショントレイルでそれぞれの製造機械に送られます。これにより顧客は余分なパーツの生産やデザイン指示について懸念する必要がありません。

・リアルタイムモニタリング – 顧客はジョブの進捗をリアルタイムでモニタリングできます。

・データコレクションとモニタリング – 機械からのデータのモニタリングを行い、顧客のジョブに対して定義したパラメーター内にあることを確認することができます。これは機械の湿度、温度、印刷速度、冷却などを含む場合があります。あらゆる要因がパフォーマンスと最終的なクオリティに影響する可能性があります。

3T Additive ManufacturingおよびCTO BEAMIT GroupのCEOであるダン・ジョンは、次のように述べています。「世界中のどこからでも顧客がAMマシンに直接かつ安全に接続できるようになることは、業界内の長年の目標でした。サプライチェーンにおけるエンドツーエンドのデジタル統合は、これまでの製造業のビジネスモデルを、セキュリティおよびクオリティがシステムに組み込まれたオンデマンドサプライのためのスケーラブルで柔軟な仮想倉庫のネットワークにします。戦略的パートナーであるSandvikとのバリューチェーンの完全デジタル化は、BEAMIT Groupが次世代における高度なレベルの製造サービスを提供できることを意味します。」

また、3T Additive Manufacturingのネル・ゼルハットは次のようにも述べています。「このコラボレーションは世界的なデジタル製造や連続的な生産を可能にし、IPの保護と最高品質を追求する企業の自信を高めるのに大きく貢献する、期待度の高いデモンストレーションを生み出しました。」 

アクションでのソフトウェア

AM技術の安全なデジタル生産環境の構築には、ブロックチェーンによるセキュリティだけではなくAssenbrixとEOSソフトウェア間での綿密な「オンマシン」統合が不可欠です。AssembrixはEOS 開発者ネットワーク(EDN: EOS Developer Network)の初期メンバーの一員であり、BEAMITや3T Additive Manufacturingと共同でEOSPRINTとEOSCONNECT APIを通してEOSソフトウェプラットフォーム機能を利用し、制御された分散型製造のためのエンドツーエンドソリューションを開発しました。

AssembrixのCEOであるライオール・ポラクは、次のように述べています。「当社は、あらゆるテクノロジーを活用して、様々な場所にある3Dプリンターをリモートで安全に制御することができる、仮想AM工場を顧客へ提供しています。このコンセプトが従来の製造との境界線を壊し、分散型AM製造を実現します。航空宇宙、自動車、医療等の業界をリードする企業と連携した上で、AM技術の安全なネットワーク導入に尽力し、世界中の顧客が当社のテクノロジーをご活用いただくことを嬉しく思います。今日、このようなソリューションのニーズは着実に高まっています。」

EOSのEMEA副社長であるマーカス・グラッサーは、次のように結論付けています。「産業用3D印刷は需要主導型の生産を可能にし、プロセスの合理化とサプライチェーンをより堅牢かつ持続可能なものにします。最新テクノロジーとデジタル製造構造を組み合わせることにより、リアルタイムのレポート、柔軟性、パフォーマンスなどにより、透明性を最大化させることが可能です。このアプローチには、サプライチェーンの透明性向上、製品を個人もしくは地域の選好に適合させること、二酸化炭素排出量の削減することなど様々なメリットがあります。」

BEAMIT Groupについて

BEAMIT Groupは世界のAMサービスプロバイダーで最も先進的な企業でありワンストップサービスとしての戦略的ポジションを通して最も需要の高い業界に貢献しています。具体的に、同グループは完全に統合されたバリューチェーンを提供する、グローバルなAMハブとして世界初の企業です。フォルノヴォ・ディ・タロ(パルマ、イタリア)に本拠地を置き、BEAMITは24年間メタルAM業界に従事してきました。イタリアおよびイギリスの7つの施設に、60近くの専用AMシステムが分散しており、現在同グループの社員数は140人以上にのぼります。

BEAMIT Groupは、航空宇宙、自動車、エネルギー、レーシング、産業用エンジニアリングなどの要求の細かい業界向けにハイエンド金属AMコンポーネントの提供と品質保証を専門としています。この提供サービスには、航空宇宙向けのAS / EN 9100:2018、IATF Automotive、熱処理プロセス・実験室向けのNADCAP認定、溶接用のNADCAP認定–AM製品などを含みます。

2019年、ハイテクエンジニアリングおよび金属粉末のグローバルリーダーであり、市場でAM用の幅広い合金を活用しながらAMバリューチェーン全体の専門知識をリードするSandvik Groupは、BEAMITの主要株式を取得しました。

さらにBEAMITは2020年、3D印刷のポストプロダクションプロセス分野における革新的な新興企業であるPRES-Xの主要株式を取得しました。その後、同社はイタリアのAMサービスビューローZAREを完全子会社化しました。

BEAMIT Groupは2021年、3T Additive Manufacturing(ニューベリー、イギリス)を買収しました。3T Additive Manufacturingは、航空宇宙および医療向けの配送にぽて最高品質の認証を保持しており、イギリス、ヨーロッパ、アメリカ、日本の多くの主要OEMによる連続生産が承認されたサプライヤーです。

BEAMIT Groupの売上高は2,200万ユーロです。

3T Additive Manufacturingについて

3T Additive Manufacturingはイギリスを拠点とする企業であり、AM技術開発に20年以上従事しているマーケットリーダーです。同社は最先端AMシステムや幅広い材料を活用し、複数の産業用途に関するAM生産を加速させています。3T Additive Manufacturingの製品には、AM技術、ラピッドプロトタイピング、開発、コンポーネントの連続生産のための設計等が含まれます。細部にこだわった新製品実装プロセスにより、アプリケーションおよび部品開発がステージゲートプロセスを通じて行われ、再現性や最高基準の品質が保証されます。さらに同社は、ISO9001、ISO13485、AS9100の認証など、AM業界で最も高い基準の認定を受けており、M400-4大型フレームマシンを含むEOS金属添加技術を活用しながら世界最大のOEMにコンポーネント供給を行うことが可能です。

BEAMIT Groupは2021年、3T Additive Manufacturingを完全子会社しました。

Assembrixについて

Assembrixは、3D産業用印刷を仮想化するクラウドベースのプラットフォームを開発しました。この仮想製造スペースプラットフォーム(VMS:Virtual Manufacturing Space platform)は、初期部品モデルから検証済みの部品に至るまで、AMスレッド全体をモニタリングすることで、よりシンプルかつ効率的で安全な製造プロセスを実現します。VMSの活用によって複数の社内ユーザーもしくは外部クライアントが、完全に自動化された自己制御プロセスで製造スペース全体をモニタリング、割り当て、管理することが可能です。このとき、動作は単一あるいは集約され分散型3Dプリンターで構成されているかどうかを問いません。これにより、すべての3D印刷リソースの使用率が最適化され、ROIの向上に貢献します。Assembrixは、機械をVMSプラットフォームに接続し、ネットワーク化された動的サプライチェーン内での運用について、顧客管理とコントロールを提供することで、プリンターメーカーと連携を図っています。 

EOSについて

EOSは1989年に設立された、産業用3D印刷技術を通して世界中のメーカーに製造ソリューションの提供を行う企業です。高品質の生産性を先駆的な革新とサステナブルな実践を合わせて製造業の未来に貢献します。同社はプラットフォーム主導の機械のデジタルバリューネットワーク、サービス、材料、プロセスの総合的なポートフォリオを活用しながら、顧客のニーズを満たしつつ環境への取り組みにも真摯に取り組んでいます。

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メディア関係お問合せ先:

BEAMIT Group: マーケティング及びコミュニケーション部代表ギウリアナ・マッシミノ、+39 333 3868023 もしくは g.massimino@beam-it.eu mailto:g.massimino@beam-it.eu

EOS: Ginger PR, +44 (0) 1932 485 300 もしくは eos@gingerpr.co.uk mailto:eos@gingerpr.co.uk

Assembrix: ライオール・ポラックCEO & 共同創始者 lior.polak@assembrix.com mailto:lior.polak@assembrix.com



(日本語リリース:クライアント提供)

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