国立病院機構 横浜医療センターでは、横浜市立大学先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター(以下、YCU-CDC)、および東京藝術大学大学院映像研究科/COI拠点との協同プロジェクトとして、2019年より外来ロビーにプロジェクション・マッピング「時計の住人」を設置し、ささやかな癒しの空間を演出してきました。患者さん、付き添い、お見舞いの方を合わせて一日約千人が来院(現在は新型コロナウイルス感染症対策のため、一部制限中)される外来ロビーの壁面に、ひょっこりとアニメーションが現れることで、不安な気持ちや緊張が和らぎ、院内での待ち時間が少しでも楽しくなることを目的としています。
このたびアニメーション作家の築地のはら氏の協力により、全く新しいプロジェクション・マッピングを展開することとなりました。今回の「時計の住人Ver.2」では、5分ごとに壁面の時計からカラフルな数字のキャラクターが現れて、時計の周りを彩ります。中には現れて昼寝してしまう数字も。横浜医療センターのシンボルキャラクターであるキラリちゃんも登場しますので、ぜひ新しいアニメーションをご覧下さい。
【概要】
場所:国立病院機構 横浜医療センター
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(横浜市戸塚区原宿3-60-2)
1階外来ロビー
期間:2021年10月1日(金)~2022年3月末予定
上映 毎日8:00~20:00
内容:「時計の住人 Ver.2」
外来ロビー壁面の時計にプロジェクション・マッピングを施し、
可愛い数字が動き出すアニメーションが出現します。
【公開日】
2021年10月1日(金)8:00から上映を開始いたします。
<独立行政法人国立病院機構 横浜医療センター>
病床数510床(一般470床、精神40床)、診療科32科の横浜市南西部地域中核病院です。2010年の新築後は旧病院時代に比べ治療実績、職員数が飛躍的に向上し、地域での役割である「最後の砦病院」として重症患者さんを受け入れ、高度医療を行っています。そして、当院の理念である「患者中心の医療」「地域完結型医療」をさらに進め、「良質な高度医療を患者さん方と共に作る病院」を目指します。現在は新型コロナウイルス感染予防に細心の注意を払い、収束のために行政や地域医療機関等と協力して、懸命に職務にあたっています。
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<横浜市立大学先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター(YCU-CDC)>
ヘルスケア分野のコミュニケーション課題解決を目指す、世界初の医科学研究機関におけるクリエイティブ研究拠点です。医科学研究の拠点においてクリエイティブ研究のための持続可能な開発体制を構築し、コミュニケーションの力を使って、人々の健康や幸福に寄与すること、ひいては、超高齢社会に対応した新たな社会のあり方を提案することを目指しています。
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<東京藝術大学 大学院映像研究科/COI拠点>
東京藝術大学大学院映像研究科は、映像に関する高度の知見をもつ専門家を養成する大学院です。2005年に設置以来、横浜市を拠点として世界の教育研究機関と連携し、映画、メディア、アニメーションの分野で多くの人材を輩出しています。東京藝術大学COI拠点は、「感動」を創造する芸術と科学技術による共感覚イノベーション拠点として、科学技術振興機構の支援を受けて社会実装、産学連携プラットフォームの形成を行っています。
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<アーティスト紹介>
築地のはら
東京造形大学造形学部アニメーション専攻領域卒業。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。プロジェクターやモバイルアプリなど、固定したディスプレイにこだわらないメディアを使って、人間がインタラクティブに関われるアニメーションを制作。修了制作「向かうねずみ」で第17回インディーズアニメフェスタ審査員賞、第6回新千歳空港国際アニメーション映画祭 日本グランプリ、第23回 文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 新人賞。
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