武庫川女子大学は、国の登録有形文化財・武庫川女子大学甲子園会館(旧甲子園ホテル)の「甲子園ホテル 1930~1944」、「庭園散策 甲子園会館」の2本の画像を10月1日からYou Tubeで配信します。
武庫川女子大学甲子園会館では、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、現在、一般見学受け入れを休止しています。そこで、上記の2本の映像を作成し、「オンラインミュージアム」として兵庫県阪神南県民センターが主催する「阪神地域オープンミュージアム無料開放DAY」に参加し、You Tubeで配信するものです。
【配信映像について】
➀「甲子園ホテル 1930~1944」 (6分41秒)
華やかだったあの頃、甲子園ホテル時代をご案内します。
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甲子園ホテルは、昭和5年(1930年)に阪神電鉄により建てられた豪華リゾートホテル。当時は「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」と並び称され、阪神間の社交場としてにぎわいました。設計は遠藤新。近代建築の三大巨匠の一人に数えられる米人建築家フランク・ロイド・ライトの愛弟子です。帝国ホテルの支配人を経て甲子園ホテル初代支配人となった、当時ホテル界の第一人者と言われていた林愛作の理想に基づいて計画されたものです。
空から舞い降り、正面玄関の回転ドアを通って館内に。そこはモノトーンの世界。90年前の華やかな世界をしばし覗いてみましょう。
90年を経ても美しさを保ち続けているその歴史的建造物は、現在、武庫川女子大学建築学部の学び舎として、建築を学ぶ女子学生のこの上もない教材となっています。
(2)「庭園散策 甲子園会館」 (4分32秒)
甲子園会館の四季を通じて美しい日本庭園を散策気分でご案内します。
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竹林を抜け、園路を通って、南庭園を散策します。サクラやモミジといった折々の花々
に彩られた庭園は華やかですが、花色が少ない夏や冬もその季節でしか味わえない詩情にあふれています。夜の帳が包むころの甲子園会館もお薦めです。この庭園には、とてもふさわしい茶室が設えられています。「自妙庵」です。自妙庵の躙り口(にじりぐち)をくぐって、室内に入ります。ここからゆっくりと庭園を眺めることができます。
甲子園会館の建物と一体となって景観の中に溶け込んでいる庭園の魅力をお楽しみください。
なお、YouTubeでは以下の映像も配信していますので、ご覧ください。
◎甲子園会館 桜2021 (リンク »)
◎星に願いを@甲子園会館2021 七夕飾り付け作業風景 (リンク »)
【オープンミュージアムについて】
兵庫県阪神南県民センターは、10月1~3日、阪神地域(尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町)の美術館・博物館約35施設について、常設展を中心に期間中、無料開放する「阪神地域オープンミュージアム無料開放DAY」を開催します。甲子園会館は、コロナ禍により一般見学を休止している現況から、「オンラインミュージアム」としてこれに参加し、画像をYou Tubeで配信するものです。
▼本件に関する問い合わせ先
武庫川女子大学甲子園会館庶務課
住所:兵庫県西宮市戸崎町1- 13
TEL:0798670079
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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