Digi IX30は、Digi Remote Manager(Digi RM)クラウドサービスとDigi Accelerated Linuxオペレーティングシステム(DAL OS)を備えています。Digi RMはインテリジェントネットワークのコマンドセンターであり、企業は1台のデスクトップ、タブレット、スマートフォンから何万ものミッションクリティカルなデバイスや資産を効率的に設定・配備・監視・管理できます。DAL OSは、Digi RMと連携して、エッジインテリジェンスアプリケーション向けのプログラマビリティ、レガシーシリアルデバイスやプロトコルの相互運用性、MQTT Sparkplug Bを実現します。これらの機能は、インダストリー4.0 エコシステムのデバイスとセンサー間のクリティカルなコネクティビティを提供し、ユーザーは高レベルのセキュリティ、制御、性能を享受できます。
1つのソリューションで公共・民間のセルラーネットワークに対応
Digi IX30は、パブリック、プライベート、ハイブリッドネットワークの配備において高速なパフォーマンスを提供し、免許必要帯域とCBRS Band 48の両方に対応するため、一つの製品で複数のネットワーク間の移行を可能にします。Digi IX30の将来的なバージョンでは、Anterix Band 8とAnterix Active認証を搭載し、パブリックおよびAnterixプライベートセルラーネットワークをサポートする予定です。
過酷な環境向けの厳格なテスト
Digiは、インダストリアル向けのIX製品ファミリすべてを、広い温度範囲を持つ厳しい環境下で高性能要件を満たすよう設計しています。クラス1、ディビジョン2(C1D2)およびATEX認証により爆発性のガス、蒸気、埃、繊維が存在する可能性のある環境に適しており、DINレールマウント設計により、フィールドコンテナやキャビネットに簡単に設置できます。
極めて高密度のI/Oオプション、エッジインテリジェンス、グローバル配備対応機能
Digi IX30は、豊富なプロトコル対応に加え、アナログI/O、デジタルI/O、シリアルポートの数が最も多く、1台の機器で多数のレガシーシステムを管理するための多彩な統合オプションを提供します。
Digi IX30は、デュアルイーサネットポートとGNSSを搭載し、4つのアナログおよび4つのデジタル入出力を備えたリモートセンサをサポートするよう設計されています。従来のシリアルデバイスやプロトコルとの相互運用性を提供する新しいPythonプログラミング実装を活かしたDigi IX30ソリューションは、エッジコンピューティングにさらなる信頼性、簡易性、安全性をもたらします。
システムをグローバルに配備・管理するカスタマー向けに、大量のグローバル配備用の製品を提供します。これにより資産を簡素化し、グローバルな配布、配備、管理コストを削減します。
「Digi IX30は、当社の次世代IXデバイスファミリの最新製品で、広く成功している当社のインダストリアル向けセルラールータの資産をベースに構築されています。堅牢なIX30は、エッジアプリケーション用の追加コンピューティングとアナログおよびデジタルI/Oを備え、追加機器の必要性を排除することで障害発生を抑えます。その高速なパフォーマンスとLTEは、すべて揃った費用対効果の高いIoTソリューションを通じてより大きな価値をもたらし、最も困難な配備における構築・運用コストを大幅に削減します」とDigi Internationalの主席プロダクトマネージャーであるサイード・クアジは話しています。
Digi IX30インダストリアルルータは、グローバルディストリビュータを通じて直ちに入手可能です。
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