電通ベンチャーズ、ブロックチェーン「Sui(スイ)」開発の米国「ミステンラボ社」に出資

株式会社電通グループ

From: 共同通信PRワイヤー

2022-10-14 12:00

2022年10月14日
株式会社 電通グループ
代表取締役社長執行役員CEO 五十嵐 博
(東証プライム市場 証券コード:4324)

株式会社電通グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員CEO:五十嵐 博、資本金:746億981万円)のコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ2号ファンド」(以下「電通ベンチャーズ」)は、web3のさらなる普及を目指して、ブロックチェーン「Sui(スイ)」を開発する「Mysten Labs, Inc.」(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Evan Cheng、以下「ミステンラボ社」)に出資しました。

 

ミステンラボ社は、Meta社(旧Facebook社)のブロックチェーン研究開発組織の元幹部と、Diemブロックチェーンとプログラミング言語Moveのリードエンジニアたちによって、2021年に創業されました。ミステンラボ社の最初のプロダクトである「Sui」は、ゲームからソーシャルメディア、金融といった、幅広い領域におけるweb3の一層の普及を可能とするユーザー体験をクリエイター・開発者が構築できるよう、独自に設計されたプルーフ・オブ・ステーク※1ブロックチェーンです。また、コンセンサスアルゴリズム※2とデータ構造における技術革新により、一取引あたりの運用コストを極めて低く抑えながら、アプリケーションに求められる処理能力とストレージの拡張を可能にします。

 

なお、電通ベンチャーズと同時に、米国著名ベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitz (アンドリーセン・ホロウィッツ、略称a16z)のweb3特化ファンドやFTX、Coinbaseといった世界的なweb3企業の投資部門など複数の投資家が出資しており、これにより、ミステンラボ社の今回シリーズBラウンドでの調達額は3億ドル(約430億円)となり、企業評価額は20億ドル(約2,870億円)を超えました。

 

今後、電通ベンチャーズは、オーナーシップエコノミー※3とデジタルアセットを世の中に届けるというミステンラボ社のミッションを支援していきます。また、電通ジャパンネットワーク内の横断組織「web3 club™(ウェブスリークラブ)」※4および他の国内外電通グループ内の同分野の知見とのシナジー創出を検討していきます。

 

ミステンラボ社と電通ベンチャーズの概要は次のとおりです。

 

 

ブランドロゴ:

【画像: (リンク ») 】

 

<ミステンラボ社の概要>

【表: (リンク ») 】

 

<電通ベンチャーズ2号ファンドの概要>

【表: (リンク ») 】

  

※1:ブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムにおける重要なスキームの一種。一定期間・特定量以上の該当のトークンを預けておく(ステーキング)ことで、そのブロックチェーンのコミュニティの意思決定やコンセンサスアルゴリズムの運用に寄与し、そのリターンとして一定の利率の該当のトークンを得られる仕組み。このステーキング報酬によってブロックチェーンネットワーク参加者を確保し、ネットワークを維持する設計。ビットコインが採用しているコンセンサスアルゴリズムの一部であるプルーフ・オブ・ワークと比較して大量のエネルギー(電力、及び、コンピューティングパワー)を必要としないことが特徴の一つ。

 

※2:取引情報をまとめたブロックを生成する際に、それらの取引情報が正しいかどうかを複数のネットワーク参加者同士が検証し、合意を行っていく仕組み。

 

※3:特定のコミュニティの参加者がそのコミュニティへの貢献度合いに応じて所有権や経済的インセンティブを付与される経済システム。

 

※4:「web3 club™」発足のリリースは以下のURLよりご覧ください。

   (リンク »)

 

(参考) 各投資家の詳細

Andreessen Horowitz URL: (リンク ») (英語のみ)

Coinbase Ventures URL: (リンク ») (英語のみ)

 

以 上

 



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