近畿大学(大阪府東大阪市)建築学部建築学科教授 鈴木 毅ゼミは、独立行政法人都市再生機構(以下、UR都市機構)西日本支社、地域団体「千里ニュータウン研究・情報センター(ディスカバー千里)」と3者共同で、千里ニュータウン新千里東町団地建替えの仮囲いに掲出する屋外広告を製作しました。この広告が、令和4年(2022年)10月18日(火)から令和5年(2023年)3月31日(金)までの予定で掲出されます。
【本件のポイント】
●工事中の仮囲いにまちびらき60周年を迎える千里ニュータウンの特徴や歴史を年表形式で掲出
●工事の仮囲いに広告掲出をすることで、地域住民の情報共有・交流の場とする
●広告を通して住民や来訪者に千里ニュータウン新千里東町の魅力を知ってもらう機会を創出
【本件の内容】
UR都市機構西日本支社は、現在、千里ニュータウン新千里東町団地の建替えを行っています。UR都市機構西日本支社、地域団体ディスカバー千里と近畿大学建築学部 鈴木 毅ゼミは、工事に伴って設置されている仮囲いを使って、地域の魅力を発信できるような取り組みをしたいと考え、今年まちびらき60周年を迎える千里ニュータウンにふさわしい広告を検討・製作しました。
デザインは、卒業論文で「工事中景」をテーマに研究している鈴木ゼミ4年生の関谷 百花さんが担当しました。千里の歴史と現状について蓄積してきたディスカバー千里とのディスカッションで、均質だとみなされがちなニュータウンの各住区にもそれぞれの個性や歴史があること、またその歴史が必ずしも新旧住民の間で共有されていないことが浮かび上がりました。それに着目し、「ひがしまちって『どんな』まち?展」と題して、新千里東町の特徴と魅力を写真で表現しつつ、千里ニュータウンの歴史と思い出を約30mにわたる年表の形式でデザインしました。
この広告掲出により、工事の仮囲いの周りを地域住民の情報共有・交流の場とするだけでなく、住民や来訪者に新千里東町の歴史と価値を知ってもらう機会を創出します。
【展示概要】
期間:令和4年(2022年)10月18日(火)~令和5年(2023年)3月31日(金)(予定)
場所:UR新千里東町団地後工区仮囲い(こぼれび通り沿い)
(大阪府豊中市新千里東町2丁目、北大阪急行・大阪モノレール「千里中央駅」から徒歩約8分)
【独立行政法人都市再生機構 西日本支社】
所在地 :大阪府大阪市城東区森之宮1丁目6-85
事業内容:大都市や地方中心都市における市街地の整備改善や賃貸住宅の供給支援、UR賃貸住宅の管理を主な目的とする独立行政法人。
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【千里ニュータウン研究・情報センター】
通称 :ディスカバー千里
所在地 :大阪府豊中市新千里西町3-2-3 笹部書店内
活動内容:日本で最初の大規模ニュータウンである千里を拠点とし、ニュータウンの歴史と価値を発見するために、調査・研究、アーカイブ、デザイン、情報発信などの活動を行う
設立 :平成24年(2012年)9月15日
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【関連リンク】
建築学部 建築学科 教授 鈴木 毅(スズキ タケシ)
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建築学部
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住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
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メール:koho@kindai.ac.jp
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