サイバーパテント株式会社(本社:東京都千代田区、代表:竹内徹)は、展開する知財情報検索サービス「CyberPatent Desk」に、株式会社川村インターナショナル(本社:東京都新宿区、代表:森口功造)が提供する 高精度AI翻訳エンジン「みんなの自動翻訳@KI」を適用し、訳質の大幅改善をもたらす新機能をリリースしました。
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AI翻訳リリースの背景と概要
特許戦略のグローバル化に伴い、海外出願や海外特許の調査業務は増加しています。業務効率化のため、機械翻訳の活用が進んでいますが、従来の機械翻訳エンジンでは、文意把握・専門用語対応・日本語としての自然さに課題がありました。
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当社では課題解決のため、株式会社川村インターナショナルが提供する、人工知能(AI)を活用したニューラル機械翻訳エンジンを適用し、翻訳品質の大幅な向上実現に加え、翻訳機能の適用領域を拡大しました。
「みんなの自動翻訳@KI」の特徴・強み
「みんなの自動翻訳@KI」は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー))のニューラル自動翻訳エンジン「みんなの自動翻訳@TexTra(R)」を商用化したサービスです。「汎用エンジン(一般ビジネス)」をはじめ、専門分野に特化した機械翻訳エンジンの中から、文書の内容に応じてエンジンを選択することで、高水準の翻訳結果が得られます。
特に「特許エンジン」は、特許庁から提供された対訳データで追加学習を行った特許分野全般の翻訳に特化したエンジンです。機械翻訳の評価に用いられるBLEUスコアでも50*と高い数値を出しており、特許翻訳ユーザーからも高い支持を得ています。 (*スコア40以上で高品質とされます)また、クラウドサービスの情報セキュリティ規格「ISO 27017」認証を取得しており、セキュリティ対策も万全です。
今回、CyberPatent Deskに「みんなの自動翻訳@KI」を適用するにあたり、当社の求める性能を標準のパッケージで実現することは不可能でした。しかし、株式会社川村インターナショナルの協力により、「特許エンジン」の翻訳品質はそのままに、必要な可用性とスループットを実現する専用のシステムを短期間に構築することができました。
仏Questelグループとしての強み
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当社が属するQuestelグループは、イノベーションのライフサイクル全体にわたるEnd-to-Endの知的財産ソリューションプロバイダーです。
Orbit Intelligenceデータベースには、1億件以上の特許、1,700万件以上の意匠、1億5,000万件以上の非特許文献(臨床試験、プロジェクト、科学文献など)が含まれており、強力な検索機能と解析機能で多くの情報に基づいた意思決定を支援しています。
当社は、Questelグループの一員として、グローバル化が進展する日本企業を支援し、日本の産業界に貢献することを目標に、今後も新たなソリューションを提供していきます。
【会社概要】
社名:サイバーパテント株式会社
本社所在地:東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル4階
代表取締役:竹内 徹
事業内容: 1.知的財産に関する情報提供サービス
2.知的財産に関するソフトウェア等の開発および販売
3.知的財産に関するコンサルティング、教育および研修など
設立: 2001年7月1日
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