Menarini Groupが第3相主試験EMERALDの最新結果を2022年サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)で発表

Menarini Industrie Farmaceutiche Riunite

From: 共同通信PRワイヤー

2022-12-03 19:33

AsiaNet 99053 (3082)

【フィレンツェ(イタリア)2022年11月30日PR Newswire=共同通信JBN】
*ER陽性/HER2陰性の患者が転移した状態で受けたCDK4/6阻害剤の先行投与期間に応じて、エラセストラント投与後のPFSが延長することを実証

*エラセストラントは、標準治療(SOC)の内分泌療法と比べ中央値で最大8.6カ月、無増悪生存期間(PFS)を延長、CDK4/6阻害剤での前治療期間と正の相関を示した

*エラセストラントの副作用は管理可能で、既に報告されている結果と一致

*この結果は、進行期にCDK4/6阻害剤を投与された後のER陽性/HER2陰性の進行性・転移性乳がんに対する単剤内分泌療法の選択肢として、エラセストラントが新たな標準治療となる可能性があることを示している

イタリアの株式非公開の医薬品・診断薬企業Menarini Group(「Menarini」)とMenarini Groupの100%子会社Stemline Therapeutics(「Stemline」)は、治験段階にある経口選択的エストロゲン受容体分解薬(SERD)エラセストラントの第3相試験EMERALD(NCT03778931)の追加データを、来る12月6-10日に開催されるサンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)で発表する。

EMERALDは第3相登録試験で、エラセストラントは、CDK4/6阻害剤(CDK4/6i)の前治療中に進行したER陽性/HER2陰性の進行性・転移性乳がんの全患者集団とエストロゲン受容体1遺伝子(ESR1)に変異のある患者群(ESR1-mut)の両方で、SOC内分泌単剤療法(フルベストラント、レトロゾール、アナストロゾール、エキセメスタン)と比較して統計的に有意な無増悪生存期間(PFS)を示し、2つの主要評価項目をいずれも達成した。

EMERALD試験のPFS結果をCDK4/6iの先行使用期間に基づいて事後解析したところ、全患者集団とESR1-mut患者群の両方において、エラセストラントの単剤療法に有利な臨床的に重要な結果が示された。CDK4/6iの先行使用期間が長かった転移性患者は、エラセストラントのPFS延長と正の相関があったが、SOCではなかった。

EMERALD試験での無作為化の12カ月以上前にCDK4/6i治療を受けていた患者について、エラセストラントは以下のような成果を達成した。

*全患者集団において、SOCの無増悪期間中央値(mPFS)が1.9カ月だったのに対し、エラセストラントは3.8カ月で、進行または死亡のリスクは39%減少(HR=0.61 95% CI: 0.45-0.83)

*ESR1-mut患者群では、SOCのmPFSが1.9カ月だったのに対し、エラセストラントは8.6カ月で、進行または死亡のリスクは59%減少(HR=0.41 95% CI: 0.26-0.63)

EMERALD試験での無作為化の18カ月以上前にCDK4/6i治療を受けていた患者について、エラセストラントは以下のような成果を達成した。

*全患者集団において、SOCのmPFSが3.3カ月だったのに対し、エラセストラントは5.5カ月で、進行または死亡のリスクは30%減少 (HR=0.70 95% CI: 0.48-1.02)

*ESR1-mut患者群では、SOCのmPFSが2.1カ月だったのに対し、エラセストラントは8.6カ月で、進行または死亡のリスクは53%減少(HR=0.47 CI: 0.20-0.79)

最新の安全性データは、以前に報告された結果と一致していた。吐き気を含むほとんどの有害事象(AE)はグレード1および2で、エラセストラントおよびSOCの有害事象による試験治療の中断は、それぞれ3.4%、0.9%にとどまった。また、制吐剤を投与された患者の割合は低く、エラセストラントで8.0%、フルベストラントで3.7%、AIで10.3%だった。血液学的安全性シグナルは認められず、2つの治療群のいずれの患者にも洞性徐脈はみられなかった。

テキサス大学サンアントニオ校ヘルスサイエンスセンター・MDアンダーソンがんセンターの乳腺腫瘍内科医で内科教授のVirginia Kaklamani博士は「これらの結果から、エラセストラントを単剤で使用すると、CDK4/6阻害剤の前治療期間をベースとしてmPFSは最大8.6カ月となり、管理可能な安全性プロファイルと経口錠の利便性を備えていることが示された。これは、エラセストラントは、CDK4/6i投与中に進行したER陽性/HER2陰性の進行性乳がんにおいて、併用療法に移行する前の単剤での内分泌療法の選択肢として、新たな標準治療となる可能性があることを示唆している」とコメントした。

Menarini GroupのElcin Barker Ergun最高経営責任者(CEO)は「今回の結果で、エラセストラントがER陽性/HER2陰性の進行性・転移性乳がんの治療パラダイムを変える可能性があることが一層浮き彫りになった。エラセストラントは、米食品医薬品局(FDA)から優先審査が認められ、2023年2月17日が処方薬ユーザーフィー法(PDUFA)の審査期限となっている」とコメントした。

SABCSでのMenarini Groupの主要プレゼンテーションの全リストは以下の通り。

【筆頭著者名】
V. Kaklamani

【要約番号と題名】
GS3-01。ER陽性/HER2陰性の転移性乳がん患者を対象に、エラセストラントを標準治療の内分泌療法と比較する第3相試験EMERALD:転移した状態でCDK4/6iの前治療を受けた期間ごとの最新結果

【プレゼンテーションの詳細】
2022年12月8日午前8:30-8:45(米中部時間)
口頭でのプレゼンテーションはホール3のゼネラルセッション3で

【筆頭著者名】
H. Rugo

【要約番号と題名】
OT2-01-03。ELEVATE:転移性乳がん(mBC)の女性および男性を対象に、エラセストラントをさまざまな併用療法で評価する第1b/2相・非盲検・アンブレラ試験

【プレゼンテーションの詳細】
2022年12月7日午後5:00-6:30(米中部時間)
実施中試験のポスターセッション2はホール1で

【筆頭著者名】
M. Piccart

【要約番号と題名】
PD18-05。HER2陽性/PIK3CA変異(mut)の進行性・転移性(a/m)乳がん(BC)に対するPI3K阻害剤MEN1611とトラスツズマブ(T)±フルベストラント(F)の併用療法:安全性および進行中の第1b試験の有効性結果の最新情報(B-PRECISE-01)

【プレゼンテーションの詳細】
2022年12月9日午前7:00-8:15(米中部時間)
スポットライト・ポスター・ディスカッション 18はナイト・ボールルーム-ホール3&4で

Menarini Groupは2020年7月、EMERALD試験を実施、成功させたRadius Health, Incからエラセストラントのグローバルライセンス権を取得した。Menarini Groupは現在、エラセストラントの全世界での登録、商品化、さらなる開発活動を全面的に担っている。

▽エラセストラント(RAD1901)と第3相試験EMERALDについて
エラセストラント(Elacestrant)は、治験段階にある選択的エストロゲン受容体分解薬(SERD)である。エラセストラントは2018年、FDAからファストトラック指定を受けた。EMERALDに先立ち完了した前臨床試験で、本化合物は、単剤または他の治療法との併用で乳がん治療に使用できる可能性があることが示されている。第3相試験EMERALDは、ER陽性/HER2陰性の進行性・転移性乳がん患者の2次治療または3次治療の単剤療法としてエラセストラントを評価する、無作為化・非盲検・実薬対照試験である。本試験には、CDK4/6阻害剤を含む内分泌療法での1次または2次治療歴のある患者478人が登録された。本試験の患者は、エラセストラントを投与する群と、治験責任医師が選択した承認済みホルモン剤を投与する群に無作為に振り分けられた。本試験の主要評価項目は、全患者集団およびエストロゲン受容体1遺伝子(ESR1)に変異のある患者群における無増悪生存(PFS)だった。副次評価項目は、全生存期間(OS)、客観的奏効率(ORR)、奏効期間(DOR)、安全性の評価だった。

▽Menarini Group(メナリニ・グループ)について
Menarini Groupは、売上高40億ドル超、従業員数は1万7000人を超える国際的な大手医薬品・診断薬企業である。Menariniは、満たされていないニーズの高い治療分野に重点を置き、心臓疾患、腫瘍、呼吸器疾患、消化器疾患、感染症、糖尿病、炎症、鎮痛用の製品を提供している。18の生産拠点と9の研究開発センターを有するMenariniの製品は、世界140カ国で販売されている。詳細については、www.menarini.com (リンク ») を参照。

▽Stemlineについて
Menarini Groupの100%子会社Stemline Therapeuticsは、新規腫瘍治療薬の開発、商品化に注力している商業期バイオ医薬品企業である。Stemlineは、米国および欧州において、芽球性形質細胞樹状細胞腫瘍(BPDCN)患者向けにCD123を標的とする新規標的治療薬を販売、それ以外のさまざまな適応症についても単剤および他剤との併用による追加の臨床試験で評価を行っている。Stemlineは、固形がんおよび血液がんを対象に、さまざまな開発段階にある低分子化合物およびバイオ医薬品の広範な臨床パイプラインを有している。

▽Radius(ラディウス)について
Radiusは、骨の健康と腫瘍分野の満たされていない医療ニーズへの対応に注力しているグローバルなバイオ医薬品企業である。Radiusの主力製品TYMLOS(R)(アバロパラチド)注射薬は、骨折リスクの高い閉経後の骨粗しょう症女性の治療薬として米食品医薬品局(FDA)の承認を受けている。Radiusの臨床パイプラインには、骨粗しょう症男性の治療に使用できる可能性のある治験薬のアバロパラチド注射薬、Menarini Groupにライセンス供与した、ホルモン受容体陽性乳がん治療薬として使用できる可能性のある治験薬エラセストラント(RAD1901)などがある。

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ソース: Menarini Industrie Farmaceutiche Riunite

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