2022年12月8日
一般社団法人TransferJetコンソーシアム
一般社団法人 TransferJet コンソーシアム(所在地: 東京都港区 代表理事:岩崎 潤)は、米国に本部を持つ電気電子学会 IEEE 並びに国際電気通信連合無線通信部門にて規格化活動を行い、IEEE802.15.3eおよびM.2003-2が発行されました。この国際標準規格を基に、2022年5月、新たに60GHz帯を用いた”TransferJet X”(トランスファージェット エックス)の規格化を完了いたしました。同規格では、簡単な操作性は維持しつつ、更なる高速化(13.1Gbps)を実現。4K解像度やバーチャルリアリティの映像といった大容量データも高速に転送します。更に通信開始までの接続時間を 2msec 以下と大幅に短縮することにより、通過時に瞬時に通信可能な「改札ゲートソリューション」など、新たなユースケースの創出も検討しています。
TransferJet Xの主な仕様
(リンク ») (日本語)
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2022年11月、インド ニューデリー周辺の地下鉄駅にて、TransferJetコンソーシアムのプロモータメンバーである、高速近接無線技術研究組合が、「タッチして映画やゲームを高速ダウンロード」する実験を実施しましたので、報告させて頂きます。
実験概要:
参加者はAndroidスマートホンに着脱可能なUSBドングルをセットし、見たい映画やゲームをスマホ画面上で選択、「タッチポイント」にスマートホンをタッチすると、コンテンツを高速ダウンロード(2時間のHD動画が2秒で転送)し、映画やゲームを楽しむことができます。DRM(デジタル著作権管理)にも対応しております。なお、TransferJet Xに対応したSoC(System on a Chip)については、高速無線技術研究組合にて開発中です。( (リンク ») )
【画像: (リンク ») 】
■TransferJetコンソーシアムについて
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* TransferJetおよびTransferJetロゴは、TransferJetコンソーシアムの商標です。
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