【リヤド(サウジアラビア)2022年12月22日PR Newswire=共同通信JBN】サウジアラビア産業・鉱物資源省が主催する第2回Future Minerals Forum(FMF、未来鉱物フォーラム)は、鉱業の将来と業界が改革する可能性のある方法に関するさまざまな学術的報告書を公表する。
テーマは、Development Partner InstituteとClareo両社のPeter Bryant会長による挑戦的な報告書で探求されている。鉱業は根本的に自らを改革しなければならないと彼は主張する。鉱物や金属を抽出する方法、自らをどのように世界に示し、気候変動と闘い、排出実質ゼロの目標に貢献する役割をどう説明するかである。
報告書は、鉱物・金属産業に対し、採掘技術の成果と持続可能性を高めるだけではなく、環境への影響を軽減するために、深い研究を継続し、革新を推進するよう主張している。今こそ、鉱業が気候変動との闘いに不可欠であることを一般社会に知らしめるために、もっと手を差し伸べる時である。
社会はますますクリーンエネルギーを求めるようになっているが、電気自動車、マイクロチップ、太陽電池パネル、充電式電池に電力を供給するために必要な原材料がすべて、リチウム、コバルト、銅、グラファイトなどの貴重な鉱物や金属の抽出から得られることを、多くの人々は認識していない。例えば、銅がなければ、風力発電所は稼働できない。
1兆3000億ドル相当の未開発の鉱物埋蔵量を擁するサウジアラビアは、新しい採掘技術を採用することで新しい考え方を先導し、直接的な結果として、思いやりのあるイメージを拡大して、世界の産業を地域社会や利害関係者と再接続し、鉱物と金属がもたらす基本的な恩恵を納得させることができるだろう。「鉱物開発を経済的繁栄の触媒と位置付けるために、技術革新への投資を加速する必要がある」と報告書は説いている。
Bryant氏は、鉱業は「奪う人」よりも「与える人」でなければならないと主張する。 業界が社会にどのように利益をもたらし、脱炭素化を促進し、気候変動と闘うかを社会、政府、利害関係者に示すために、より大きな措置を講じなければならない。
包括的な工程表は、強力な戦略と明確な行動の基盤と必要な協力関係を生み出す。この手法は、負担する余裕のない人々が負担せず、選ばれた少数の人々に利益がもたらされないことを保証する。それよりも、長期的で公平で持続可能な繁栄を生み出すだろう。
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ソース: Future Minerals Forum
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