[画像1: (リンク ») ]
1960年代から70年代にかけて、スウェーデン社会の光と影を全10巻で描いて大ヒット、”北欧社会派ミステリ”の嚆矢となったマルティン・ベックシリーズ(マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー著)、サンフランシスコの『名無しの探偵(オプ)』シリーズ(ビル・プロンジーニ著)、”レナード・タッチ”と評され、軽妙な会話で読者を魅了した悪漢小説が、多数映画化されブームを引き起こしたエルモア・レナード、トマス・ハリスの『ハンニバル』『羊たちの沈黙』、そして一連のヘミングウェイの新訳など――。
百数十冊に及ぶその訳業は、エンターテインメントから純文学まで幅広く、日本の海外翻訳文学の興隆とそのまま重なります。
本講義は、名実ともに翻訳界のトップランナーである氏による、初めての翻訳講義です。
[画像2: (リンク ») ]
■講義内容
・自分もまだ、翻訳とは何か、わかっていないような気がする
・基本の基本――メインテーマを把握する
・最初に読むときが勝負
・キャラクターを掴む
・徹底したリサーチ
・とんでもない発見
・原作にあえて逆らったケース
・スペインの旅で見えてきた、ヘミングウェイの創作技法
・描写の正確さを、75年後に実感
・”Lost Generation”=「失われた世代」でよいのか?
・「失われた世代」から「自堕落な世代」へ
・会話はなぜ重要か? 次作をめぐって
■講師プロフィール:高見浩(たかみ・ひろし)
1941年生まれ。東京外国語大学卒。'65年光文社入社、「宝石」編集部に在籍、野坂昭如・青島幸男氏らを担当。'69年退社、翻訳家に。マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールーのマルティン・ベックシリーズ(角川文庫)、ビル・プロンジーニ(新潮文庫)、エルモア・レナード(文藝春秋、小学館文庫)、トマス・ハリス(新潮文庫)、ヘミングウェイの新訳(新潮文庫、角川春樹事務所)など、訳書多数。翻訳界の第一人者。
最新訳書は、ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』(新潮文庫)。
[画像3: (リンク ») ]
■概要
【受講料】2100円(税別)
【講義時間】約54分
【公開終了予定】未定
【「本の学校」ホームページ】 (リンク »)
■サンプル動画URL (リンク先から購入画面に進むことができます)
(リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。