第一線を走り続けて50数年、翻訳家・高見浩さんが初めて語る、翻訳で最も大切なこと。

株式会社新潮社

From: PR TIMES

2022-12-27 14:16

12月27日、オンライン学習サービス「新潮社 本の学校」は、高見浩氏の初めての翻訳論、「翻訳について、ぼくが語れる二、三の事柄」を開講します。



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 1960年代から70年代にかけて、スウェーデン社会の光と影を全10巻で描いて大ヒット、”北欧社会派ミステリ”の嚆矢となったマルティン・ベックシリーズ(マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー著)、サンフランシスコの『名無しの探偵(オプ)』シリーズ(ビル・プロンジーニ著)、”レナード・タッチ”と評され、軽妙な会話で読者を魅了した悪漢小説が、多数映画化されブームを引き起こしたエルモア・レナード、トマス・ハリスの『ハンニバル』『羊たちの沈黙』、そして一連のヘミングウェイの新訳など――。
 百数十冊に及ぶその訳業は、エンターテインメントから純文学まで幅広く、日本の海外翻訳文学の興隆とそのまま重なります。
 本講義は、名実ともに翻訳界のトップランナーである氏による、初めての翻訳講義です。

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■講義内容
・自分もまだ、翻訳とは何か、わかっていないような気がする
・基本の基本――メインテーマを把握する
・最初に読むときが勝負
・キャラクターを掴む
・徹底したリサーチ
・とんでもない発見
・原作にあえて逆らったケース
・スペインの旅で見えてきた、ヘミングウェイの創作技法
・描写の正確さを、75年後に実感
・”Lost Generation”=「失われた世代」でよいのか?
・「失われた世代」から「自堕落な世代」へ
・会話はなぜ重要か? 次作をめぐって


■講師プロフィール:高見浩(たかみ・ひろし)
1941年生まれ。東京外国語大学卒。'65年光文社入社、「宝石」編集部に在籍、野坂昭如・青島幸男氏らを担当。'69年退社、翻訳家に。マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールーのマルティン・ベックシリーズ(角川文庫)、ビル・プロンジーニ(新潮文庫)、エルモア・レナード(文藝春秋、小学館文庫)、トマス・ハリス(新潮文庫)、ヘミングウェイの新訳(新潮文庫、角川春樹事務所)など、訳書多数。翻訳界の第一人者。
最新訳書は、ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』(新潮文庫)。


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■概要
【受講料】2100円(税別)
【講義時間】約54分
【公開終了予定】未定
【「本の学校」ホームページ】 (リンク »)


■サンプル動画URL (リンク先から購入画面に進むことができます)
(リンク »)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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