崇城大学IoT・AIセンターと熊本の地域DXを推進するパートナー事業を開始

株式会社ヘッドウォータース

From: PR TIMES

2023-01-27 11:16

~ ソニーの最先端センシングテクノロジーを活用した人材育成やサービス開発に取り組み、熊本市スマートシティの構想実現に貢献 ~

AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、 
●崇城大学IoT・AIセンター(所在地:熊本県熊本市、センター長:星合隆成 情報学部教授)
●ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
(本社:神奈川県厚木市、代表取締役社長 兼 CEO 清水 照士、以下「SSS」)
●FastLabel株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:上田英介、以下「FastLabel」)
と共同で、SSSの最先端センシングテクノロジーを活用した熊本の地域DXを推進するパートナー事業と、実証実験を開始したことをお知らせします。



【パートナー事業の役割】
[画像: (リンク ») ]


ヘッドウォータースは、SSSが展開するエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS™(※1)」の有償サービス「Console Developer Edition(※2)」を利用し、インテリジェントビジョンセンサー「IMX500(※3)」を活用したAI・IOTソリューションの開発および社会実装の役割を担ってまいります。

【パートナー事業の内容】
1.最先端テクノロジーを活用したDX人材に育成事業
・崇城大学情報学部の教育カリキュラムとして導入
・利活用アイデアソン・コンテスト開催

2.最先端テクノロジーを活用したDXハブの構築事業
・最先端テクノロジーを体験できるショールームの開設
・小中高生に対して学びの場を提供、産官学共同の場を構築

3.最先端テクノロジーを活用した地域DXの開発事業
・地域DX・AIに向けたサービスシステム開発(1年目:人検知システム、2年目:混雑状況可視化PoC、3年目:メタバースを予定)
・デジタルツインの推進
・熊本市スマートシティ構想への貢献

■今後について
ヘッドウォータースは、各パートナーと連携することで熊本の地域DXに対する先進性・先導性やプレゼンス向上を目指し、DX人材の育成事業、DXハブの構築事業、および地域DXのサービス開発事業に取り組んでまいります。

なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。

   以上
※1:「AITRIOS」について
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が展開するエッジAIセンシングプラットフォームです。
IoT端末の増加に伴いさまざまなデータをクラウドで処理するため、あらゆる負荷が増大します。そこには膨大なデータ量、プライバシーリスク、通信・処理・分析のレイテンシー、電力消費、サービスの維持、セキュリティの保持といった6つの壁が発生します。「AITRIOS」は、それらの課題を解決する最先端のエッジAIセンシングプラットフォームです。

「AITRIOS」を通じて、エッジとクラウドが共働し、地球環境に配慮した最適なシステムや、パートナーによるエッジAIを用いたセンシングソリューションの普及・拡大を支援することで、さまざまな産業に対する新たな価値提供や課題解決に貢献することを目指しています。
▼参照元
(リンク »)

※2:「Console Developer Edition」について
主にアプリケーションデベロッパーやAIデベロッパーによるソリューション開発と運用を支援するAITRIOSを構成する有償サービスです。必要な環境やツールなどさまざまな機能を提供し、作業工数の増加やエンジニアの人員数、スキル不足など、パートナー企業が抱える課題解決に貢献します。
▼参照元
(リンク »)

※3:インテリジェントビジョンセンサー「IMX500」について
「IMX500」は、積層された回路部分にAI処理機能までも搭載したインテリジェントビジョンセンサーです。2020年5月に発表されたこの世界初のイメージセンサーは、デバイスの中で用途にあわせたAI処理を行える、いわば網膜と脳が直結する究極のチップです。現在、DXの普及とともにIoT機器からのあらゆるデータをクラウド側で処理していますが、この方法には限界が来ると言われています。IMX500は、イメージセンサーでAI処理した結果のメタデータ(データに属する情報)のみを出力。これにより、ある一定の条件で比較した場合、データ量が従来のイメージセンサーに対し1/7400となるため、クラウドへの送信データ量と送信後のデータ処理量が大幅に低減されます。クラウド側のメンテナンスに必要な消費電力の削減にも貢献が期待されています。個人を特定できないメタデータを扱うため、プライバシーに配慮できることも大きな利点です。

すでにローマ市の渋滞などの社会課題解決プロジェクトや、大小さまざまな店舗によるスマート化に向けた取り組み、スマートビルディングなど、社会のさまざまなところでIMX500を使った実証実験が進んでいます。
▼参照元
Evolution | 積層型 Image sensor 10th Anniversary | 特集 | ソニーセミコンダクタソリューションズグループ (sony-semicon.com)
(リンク »)

■商標について
記載されているAITRIOSおよびそのロゴは、ソニーグループ株式会社またはその関連会社の
登録商標または商標です。またその他の製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【参考情報】
■崇城大学IoT・AIセンターについて
崇城大学IoT・AIセンターはDXの推進やイノベーションの創発に向けたイノベーションハブの役割を担うことを目的に設立され、これまでに下記の取り組みを推進しております。

1. ナビゲーションスタジオ、メタ空間スタジオ、eスポーツスタジオ、XRスタジオ、プレゼンテーションスタジオ、放送スタジオなどの最先端スタジオをデザイン・開発.本学学生・小中高生や市民への開放、仮想空間コンテストの実施などにより、九州におけるDX拠点(DXハブ)としての役割を担う.最近の1.5年間で、約65件(500人)の見学・視察を受け入れ
(リンク »)

2. IoT・AIセンターが発起人となり、熊本から全国に向けたDX推進を目的とした「DX from KUMAMOTO」を設立.2022年7月「DXシンポジウム2022」を約600名の参加者を得て開催.これらの取り組みが評価され、総務省九州総合通信局長賞を受賞
(リンク »)

3. 20以上の包括連携協定の締結により、産官学連携を推進.多くのDX人材を育成するとともに、DX創発・Web3.0の理論として注目されている「SCB理論」の普及に貢献.また、全国20以上の自治体・行政からの依頼による自治体のDX推進、講演、職員研修などを実施

■FastLabel株式会社について
FastLabelは、アノテーションツール、教師データ作成代行、MLOps構築を包括したAIデータプラットフォーム『FastLabel』を開発・提供しています。教師データの作成と改善を高速かつ正確に行うためのアノテーションツール、高度人材によるきめ細かいアノテーションサービスにより、高品質な教師データを素早く提供できることが特徴です。
URL: (リンク »)

<会社情報>
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設立 :2005年11月
URL: (リンク »)

<本件のお問い合わせ>
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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