デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ コンサルティング(東京都千代田区、代表執行役社長 佐瀬真人)は、Blue United Corporation(米国ニューヨーク、代表 中村武彦、以下「Blue United」)と日本のスポーツビジネス拡大を目的とした調査・研究、実証といったラボラトリー活動を協力して進めるアライアンスにこの度合意しました。
両社は今回のアライアンスを通じて進めるラボラトリー活動が、日本のスポーツビジネスの更なる拡大・成長を牽引し、適切にスポーツチームや、スポーツリーグ、様々なスポーツ団体にも還元され、業界全体の成長を促すことに加え、他産業との価値共創を活性化させることを目指します。具体的には既存のスポーツの収益源の更なる強化、新たな収益源の開拓、資産価値の可視化、そしてそのためのヒト・モノ・カネ・情報・コミュニティキャピタルの循環が産業をまたがって行われるエコシステムの実現にも寄与するため、Blue Unitedが開発中のアセットやネットワーク、プロパティを活用し、様々な調査・研究、実証実験、ノウハウ蓄積を行います。
なお、当初は以下の3つのテーマについて研究・実証などを進める予定です。
1.スポーツにおけるパートナーシップの進化
日本のスポーツビジネスの市場規模拡大のためには、主要な収入源であるチケット販売、グッズ販売、放映権料、スポンサー収入の更なる強化に加え、新たな分野の開拓が必要です。これらに対してBlue Unitedの海外スポーツビジネスにおける知見・経験、ならびにデロイト トーマツ グループのサッカー、モータースポーツをはじめとした様々なスポーツとコラボレーションを行ってきたスポーツをビジネスに活用する知見・経験を踏まえ、Well-Being、地方創生、SDGsなどの観点も踏まえた新たなパートナーシップモデルの開発・実証を進めます。
2.スポーツビジネス人材の育成
クラブ・リーグと企業等による「パートナーアクティベーション」を推進するため、スポーツをハブとした様々なパートナーシップを担うために必要なビジネス、デジタル、法務など様々な分野のケイパビリティを有するプロフェッショナル人材の育成に向けた施策・機会の創出・提供に取り組みます。
3.新たなテクノロジーやサービスの実証実験
競技レベル向上のためのアナリティクスやAIを始めとしたテクノロジーの導入や多様な観戦体験を担うVR・ARを始めとしたXR技術、3Dなどを活用したサービスの開発など、企業とのパートナーシップの可能性を広げるテクノロジー活用の実証を両社の知見、経験を背景に進めます。
今回のアライアンスでは、これらの活動で得られた知見やノウハウを各種メディアを通じて公開し、日本のスポーツ産業への導入・展開・定着に向けた活動に繋げて参ります。
■Blue United CORPORATIONについて
「日本のスポーツビジネスが世界トップレベルになるためにその発展と国際化に貢献する」をビジョンに掲げ、米国・日本を拠点とし、日本のプロスポーツ界の国際化への一助となるべく、海外戦略コンサルティング事業、人材育成、国際試合マッチメイキングなどの、プロサッカーをはじめとして海外市場との橋渡し役として、様々な分野での業務を展開。主な事業としてハワイにて開催する環太平洋地域のプロサッカー大会パシフィック・リム・カップ ( (リンク ») )の主宰、プロeSportsクラブBlue United eFC ( (リンク ») )の運営、海外スポーツ事業開発業務などがある。
社名:BLUE UNITED CORPORATION
本社所在地:1460 Broadway, New York, NY 10036
設立:2015年
代表:中村 武彦
■デロイト トーマツのスポーツビジネスへの取り組みについて
スポーツを取り巻くあらゆるステークホルダー(監督官庁、地方公共団体、競技団体、プロスポーツ団体、プロスポーツクラブ、スポンサー企業等)に対して最適なチームを国内外で組成し、スポーツビジネスマーケットの健全な創出・拡大に向けた活動を推進しています。デロイト トーマツ コンサルティングは、Jリーグ、佐藤琢磨、GANTRIGGER、Astemo REALRACINGら様々なスポーツ団体、クラブ・チームとのコラボレーションを展開しています。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。