明星大学(東京都日野市)デザイン学部は2023年3月4日、社会人や学生を対象とした「みどりのオープンキャンパス」を開催します。
デザイン学部が展開する「デザインセッション多摩(DeSTデスト)」は、多摩地域を拠点に、デザインの力を活かしたプロジェクトを増やしていくためのプラットフォームです。
2022年度は「みどりのオープンキャンパス」をテーマに、全13大学の教職員によるトークセッション、ワークセッションを開催。「大学の緑地」のあり方を考え、交流する機会とします。
◆「みどりのオープンキャンパス」開催によせて
多摩丘陵に連なる大学のキャンパスには、それぞれに学びの環境としての多様な緑地があります。
大学は、教育と研究に加えて、近年では社会貢献が求められ地域連携の機会も増えています。そうした中で、大学の緑地を活用しての環境教育、農林業体験、動植物観察、ビオトープや東屋の設置などによる憩いや交流の場の試みが、学生や教職員だけでなく、地域の人も参加しておこなわれています。大学の緑地をもっと活用できたら、地域はもっと魅力的になっていくはず。その時、デザインの力はどう活かせるのか。多様な立場の人と、前向きに話し合い、考え、交流する機会になれば幸いです。
◆本イベントの目的
・大学の緑地の可能性を考える
・地域の緑地に関するネットワークをつくる
・地域にデザインを活かした活動を増やす
◆こんな人に参加してほしい
・地域を良くするために地域で活動している人
・これから地域で活動したいと思っている人
・地域にデザインの力を活かしたいと考えている人
◆トークセッションとワークセッションの2部構成で開催
第1部 トークセッション 10:00~12:30
1部の「トークセッション」では、緑地の活用を推進する4人といっしょに「大学の緑地の現状とこれからの可能性」について話し合います。
活動報告1 「教員養成大学がもつ緑地の可能性」小柳 知代 東京学芸大学 環境教育研究センター 准教授
活動報告2 「大学緑地の保全の利益をどう考えるか」竹内 大悟 早稲田大学 自然環境調査室 調査研究担当
活動報告3 「大学コミュニティガーデンで生まれる人と人、人と自然のつながり」明石 修 武蔵野大学 工学部環境システム学科 准教授
活動報告4 「クロッシングの場としての学内緑地」柳川 亜季 明星大学 理工学部 准教授
企画・進行 萩原 修 明星大学 デザイン学部 教授、プロジェクトデザイナー
第2部 ワークセッション 13:30~19:00
2部の「ワークセッション」では、大学の教職員10人がリーダーとなり、デザイナー、市民、公務員、会社員、NPO、教員、学生などといっしょに「大学の緑地」のあり方を考え、発表します。
ワークセッションリーダー(以下、会場番号順)
01. 堀越 峰之 帝京大学 総合博物館 学芸員
02. 大森 寛文 明星大学 経営学部 教授
03. ホーテス シュテファン 中央大学 理工学部人間総合理工学科 教授
04. 三宅 克典 東京薬科大学 薬学部薬用植物園 専任講師
05. 沼田 真也 東京都立大学 都市環境学部観光科学科 自然環境マネジメント領域 教授
06. 橋本 潤 多摩美術大学 美術学部環境デザイン学科 准教授、デザイナー
07. 酒百 宏一 東京工科大学 デザイン学部デザイン学科 教授
08. 岩瀬 大地 東京造形大学 造形学部プロジェクト科目 准教授
09. 鞠子 茂 法政大学 社会学部 教授
10. 工藤 芳彰 拓殖大学 工学部デザイン学科 教授
ファシリテーター
河野 奈保子 プロジェクトデザイナー/武蔵野美術大学 非常勤講師/NPO事務局スタッフ
薩川 良弥 合同会社パッチワークス 代表/空き家をスナックする会 主宰/ビデオグラファー
◆「みどりのオープンキャンパス」開催概要
日時 2023年3月4日(土)10:00~19:00
会場
【第1部】 トークセッション Zoom会議システムでのオンライン開催
【第2部】 ワークセッション 多摩エリアの10拠点でリアル開催
01 帝京大学 / 02明星大学 / 03 中央大学/ 04 東京薬科大学 / 05 東京都立大学 / 06 多摩美術大学 / 07 東京工科大学 / 08 東京造形大学 / 09 法政大学 / 10 拓殖大学
定員
【第1部】 トークセッション 10:00~12:30 オンライン参加 200名
【第2部】 ワークセッション 13:30~19:00 リアル会場参加 60名(各会場6名程度)
参加費 無料
申込方法 DeST2022 特設サイトより申込(先着順、定員になり次第締め切り) (リンク »)
お問合せ 042-591-5230(明星大学デザイン学部支援センター)
koukai@design.meisei-u.ac.jp
◆明星SATOYAMAプロジェクト
明星大学では、学内の自然環境に着目し、その里山としての活用と地域連携について考える「明星SATOYAMAプロジェクト2022→2025」を展開しています。
大学の緑地を中心に据えて、学部を越えた学生・教職員、地域の皆様、近隣の大学、近隣自治体など多様な人々と交わりながら広がるプロジェクトです。
今回DeSTが開催する「みどりのオープンキャンパス」も、明星SATOYAMAプロジェクトが起源となっています。
「明星SATOYAMAプロジェクト2022→2025」については次のリンクをご覧ください。
(リンク »)
▼本件に関する問い合わせ先
理事長・学長室広報チーム
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TEL:042-591-5670
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