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2023年2月28日
共同印刷株式会社
株式会社ゼロボード
長瀬産業株式会社
出版商業印刷物の製品別カーボンフットプリント可視化と、一次データによる算定を支援 ~印刷業界におけるサプライチェーン全体のGHG排出量削減をめざして~
共同印刷株式会社(東京都文京区、代表者:藤森 康彰、以下「共同印刷」)、株式会社ゼロボード(本社:東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「ゼロボード」)と長瀬産業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:朝倉 研二、以下「長瀬産業」)は、出版商業印刷物のカーボンフットプリント(CFP※1)算定支援に向け、GHG排出量の一次データ(※2)比率を高める取り組みを開始いたします。
本やカタログなどの出版商業印刷物のCFP算定は、現状では環境省などが業種や製品別に平均し公開している「二次データ」(排出係数)の活用が主流となっていますが、サプライチェーンのカーボンニュートラルを進めるためには、企業のGHG排出量削減の取り組み効果をより見えやすくする「一次データ」の活用が注目されています。
今回の3社による取り組みは、印刷に強みを持つ共同印刷と、化学系専門商社でインキ・製紙メーカーとのネットワークを有する長瀬産業が印刷業界のサプライチェーン上にある各社から一次データを収集し、長瀬産業のパートナー企業であるゼロボード社のシステムであるGHG排出量算出・可視化クラウドサービス「zeroboard」を活用することで、出版商業印刷物の一次データ比率を高め、より正確なCFP算定に貢献するものです。また、本取り組みに参画する印刷業界のサプライチェーン上の各企業においては、一次データを提供することで自社のGHG排出量削減の取り組み効果をより正確に反映できるなどのメリットが期待されます。
まずは2023年春を目安に、共同印刷の有する情報をもとに一次データ比率を高めた一般商業印刷物のCFP算定に取り組みます。今後、印刷業界における出版商業印刷物のCFP算定を活発化させることで、サプライチェーン全体のGHG排出量削減への貢献をめざします。
3社は共同でzeroboard の活用による脱炭素支援に取り組んでいきます。印刷本来の目的である情報伝達手段として有益で環境にもやさしい印刷物のあり方をめざし、精度の高いGHG排出量可視化、削減ソリューション提案を通じて、カーボンニュートラル実現に向けた継続的な協力体制を構築してまいります。
※1 製品・サービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクルを通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2 に換算し表示するもの
※2 自社または取引先から入手する、企業固有の活動量データ、排出量、あるいは排出原単位
■共同印刷概要
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■ゼロボード概要
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■長瀬産業概要
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◆本件に関するお問い合わせ先
<GHG排出量算出・可視化クラウドサービス「zeroboard」に関するお問い合わせ>
株式会社ゼロボード info@zeroboard.jp mailto:info@zeroboard.jp
<報道に関するお問い合わせ>
長瀬産業株式会社 サステナビリティ推進本部 広報・ブランディング室 TEL:03-3665-3640
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